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育児でお疲れのママ、そっとテーブルにこの本を置いてみては?『本当の頑張らない育児』

どうも!

漫画家こしのりょうです。

私の娘は22歳になりました。

私の娘が誕生してすぐ、会社員を辞め漫画家になりました。

 

漫画家になってもすぐには仕事にならず、妻が仕事に行き、私が主夫の生活が5年くらい。

この本を読みながら、その頃のことを振かえりました。

 

本当の頑張らない育児 (マーガレットコミックスDIGITAL)
無料試し読み
著者:やまもとりえ
出版社:集英社
販売日:2018-08-24

 

育児の悩みはそれぞれだと思いますが

私の場合は「自分の時間」を取られることが一番ストレスでした。

 

主夫で子供のことを考えないといけないのに、自分の漫画のことも考えたい・・・。

ついつい、イライラして子供にあたってしまうこともありました。

子供のせいじゃないのに・・・。

反省。

 

「この本があのときあったらなぁ~」と思ったわけです。

 

作品は「ママの子育ての悩みや苦労」で話が進みますが

作中で「パパの育児に対する考え」も、あまりにも丁寧に描かれています。

 

きっと細かに取材されたんだろうな~と思っていたら、イベントで作者の「やまもとりえ」さんにお会いすることができたので、このあたりを聞いてみました。

旦那さんは育児に協力的だそうです。

 

あれ?

では、この漫画の「パパ」・・・

「育児のことは、ママまかせのパパ」「悪気があるわけではないが、そういうものと思ってるパパ」はどこから?

 

やまもとさんは子供のころから、人をみて、どういう暮らしをしてるとか、性格だとかを想像するのが好きだったようです。

お母さんと二人で歩いているとき、他人を見て、この想像が広がり、おかあさんに「なに、ぼーっとしてるの?」とよく聞かれたとか・・・。

 

なるほど、このリアリティは培ってきたものなのだ。

凄いセンスだ!!

漫画家としてちょっと嫉妬。笑

 

とにかく、かわいい絵ですが、登場するキャラクターの心理がとても丁寧に、わかりやすく描かれているので感情がスーーっと作品に同化していきます。

そして、一緒に考えながら読めます。

 

この漫画のプロモーションに携わった三田村さんも仰っていました。

 

発売前にこの本のワークショップがあったそうですが、出席されたママの一人が、家に帰ってこの漫画のゲラ(発売前のもの)を食卓のテーブルに置いておいたそうです。

パパは仕事が終わり、深夜に帰宅し、テーブルの上の本が気になり読んでくれたそうです。

それが機会となり、育児の話を二人でするようになったと・・・。

ママはとても嬉しかったと。

 

そう。

この本は「育児をする夫婦をつなぐ本」です。

 

育児で困ったり、悩んだりしてるママさん。

今晩でも食卓のテーブルに『本当の頑張らない育児』を一冊。

いかがでしょう。

 

とってもおすすめ!!

 

 

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