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至高のギャグ漫画を「りぼん」で見つけた!『アクロトリップ』

天才、現る!

 

ギャグ漫画って実はすごく難しいジャンルだと思うんですよ。

 

ギャグっぽい要素は、バトルものとかスポーツものみたいな少年漫画系、どシリアスな青年漫画系でも、間に挟まっているといい味付けになったりキャラの魅力アップになります。

 

しかし完全ギャグ漫画となると、笑いのツボは千差万別なんで、どハマりするほど相性のいいギャグ漫画は、意外と出会うことが難しい。

 

そんな中、久しぶりに見つけちゃいましたよ。

しかもね、まさかの少女漫画雑誌の巨頭『りぼん』で!

 

 

©佐和田米/集英社

 

1ページも油断できない!ギャグの絨毯爆撃

 

まず何より、この漫画はとにかくキャラが濃い。

 

主人公の伊達地図子(だてちずこ)は、中学生ながらも ”魔法少女・ベリーブロッサム” の熱狂的なファン。

でも対する悪の組織が弱すぎて、ベリーブロッサムの活躍に物足りなさを感じ、彼女を輝かせるためにまさかの悪の組織で参謀役になるという、色々とアレな女の子です。

 

 

そんな地図子が愛してやまないベリーブロッサムは、天然系のややドジっ子。

めちゃくちゃいい子なんだけど、悪の総帥クロマのことがちょっぴり気になる乙女です。

 

そして悪の組織フォッサマグナの総帥クロマは、イケメンだけどロクな悪事もできない、すべてが他人任せ主義の男です。

コンビニの入口のマットをひっくり返すとかはてしなく地味な悪事をしたり、部下のクマ怪人に全然なついてもらえなかったりします。

あげくの果てには街から撤退させられそうになったり、総帥を交代させられそうになるなどの見事なポンコツっぷりです。

 

 

そんな三人がメインなもんだから、作中で繰り広げられるのは熱いバトルではなくもはやコント(笑)

 

 

ただ、ほぼ全ページで展開されるボケとツッコミの嵐がものすごくテンポが良くて、あまりにも高い笑いの密度に感動すらしちゃいます。

 

この漫画がりぼんに載ってることもビックリだし、佐和田先生ご自身も14才でデビューしたって知ってさらにビックリ。

なるほど、天才か(笑)

 

僕は以前「週刊少年ジャンプ」で連載していた『左門くんはサモナー』という漫画が大好きだったんだけど、それと並ぶくらい最高のギャグ漫画だと思います!

 

普段少女漫画を読まない方も、ぜひ一度読んで欲しいイチオシ作品です!

 

 

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アクロトリップ 1 (りぼんマスコットコミックス)
著者:佐和田 米 出版社:集英社 販売日:2018-04-25
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