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『孤独のグルメ』だけじゃない!メシもの漫画のトップランナー久住昌之の世界

みんなおいしいものが好きなんだ

深夜ドラマとして2012年にひっそりと始まった『孤独のグルメ』

 

脇役としては人気の名優とは言え、松重豊さんがただ黙々とひとりでメシを食べるというある意味シュールな構成のこのドラマは、松重さんの健啖ぶりに瞬く間に話題となり、「夜食テロ」という言葉が流行ったり、紹介された実在の店舗に行列ができるほどの超人気ドラマになった。

 

このマンガの作画を担当されていた谷口ジロー先生はお亡くなりになってしまったが、原作の久住昌之先生はまだまだご健勝で、最新作では『グレイプニル』の武田すん先生とタッグを組んで『これ喰ってシメ!』という作品を世に送り出されている。

 

久住昌之・武田すん『これ喰ってシメ!』

 

久住先生はドラマの最後のミニコーナーで、本編内で紹介されたお店に実際に先生が訪れてごはんを食べたり店主にインタビューをする『ふらっとQUSUMI』という企画に出演されているので、ドラマファンにはお顔もお馴染みだが、この久住先生、他にもたくさんの作品に携わられている。

 

有名なのは同じくドラマ化された『花のズボラ飯』『昼のセント酒』などもあるが、他にも『サチのお寺ごはん』『食の軍師』、土山しげる先生とのタッグでは『野武士のグルメ』『流浪のグルメ』『荒野のグルメ』『怒りのグルメ』など多くのシリーズを手がけられた。

今や空前のメシもの漫画ブーム!

実は今、食べ歩き系や飲食店系、自炊系などメシものと呼ばれる漫画が次々と生まれていて、一大ジャンルと呼べるくらいのブームになっている。

 

雑誌やムックなどでもお店を紹介する本やレシピ本はずっと人気ジャンルだし、Webサービスでもいくつも人気のサイトが登場しているが、漫画がここまで人気になった立役者の筆頭のひとりが、間違いなく久住先生なのだ。

 

そんなトップランナーの久住先生は、きっとこれからもどんどん新しい作品を生み出してくださるハズなので、もしまだ読んだことのない作品があればぜひ一読していただきながら、まだ見ぬ新作をお腹を空かせながら待ちましょう(笑)

 

というか、久住先生とぜひ一緒に飲みたいです(笑)

 

これ喰ってシメ! (1) (ニチブンコミックス)
著者:武田すん 久住昌之
出版社:日本文芸社
販売日:2018-06-20
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