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SNSで出会った相手の子供を妊娠…自分で育てるか、養子に出すか。現代の問題に迫る『コウノドリ』最新話掲載!

近年テレビや雑誌などのメディアで「出産」にまつわるテーマが多く取り上げられるようになりました。

 

「モーニング」連載中の漫画『コウノドリ』は、産婦人科を舞台に医療現場の実状と、ペルソナ総合医療センターに訪れる人々を様々な視点から描いた作品です。

2018年7月5日発売の「モーニング」では、『コウノドリ』が表紙&先頭カラーでした。

 

最新話では、子どもができず、不妊治療を進めていたが断念し、特別養子縁組を考え始めた夫婦と、

中学生でSNSで出会った相手の子どもを妊娠してしまい、不特定多数の相手と関係を持っていたため父親が誰かもわからず、産まれる予定の子どもを特別養子縁組に出そうと考えている家族の話が対比的に描かれています。

 

モーニング 2018年 31号 [2018年7月5日発売] [雑誌]
著者:鈴ノ木ユウ
出版社:講談社
販売日:2018-07-05
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2018年7月5日発売「モーニング」

漫画『コウノドリ』とは

<第一巻あらすじ>

出産は病気ではない。だから通常の出産に保険はきかない。
産科医療は怪我や病気を治す訳ではない。なので通常の出産に産科医は必要ない。
だが、何かが起こりうるから産科医は必要なのだ──。

年間約100万人の新しい命が誕生する現場の人間ドラマ、開幕!
モーニングで大好評だった「未受診妊婦」「切迫流産」「淋病」「オンコール」を収録。

 

漫画『コウノドリ』の主人公・鴻鳥サクラ(こうのとりさくら)は産婦人科医。

幼い頃に母を亡くし、児童養護施設で育ちました。 産婦人科医であることを隠し、裏の顔であるピアニスト・ベイビーとしても活動しています。

サクラ先生は、基本的には温厚で優しい人柄。しかしこと出産においては、ときに厳しい言葉を妊婦やその家族にかけることもあります。

 

本作は、出産に関するリスクや産婦人科医の現状から、養子縁組、不妊治療、産後うつなど様々なテーマを取り扱う作品です。

 

医療チームと妊婦の関係だけでなく、周囲の家族の意識や、働きながら子どもを授かった妊婦が会社で産休を取ることに対してまで、広く深く切り込むことも多く、毎話ごとに緊張感があることも特徴です。

最近では綾野剛さん主演でドラマ化もされ、いま大注目の医療漫画となっています。

作品の見どころ

漫画『コウノドリ』第1巻・第1話では、妊娠しているにもかかわらず妊婦健診を受けていない、”未受診妊婦の飛び込み出産”がテーマで描かれました。

 

胎児の状況、母体の感染症などの重要な情報や判断材料がない状態で、未受診妊婦を受け入れる病院のリスクはとても大きいとされています。

もし受け入れた妊婦がウイルス肝炎・AIDSなどの感染症だった場合、医師や助産師、看護師などの医療スタッフにとってその妊婦がとても危険な患者となるときもあるのです。

 

世の中には、様々な事情があって妊娠しても受診できない妊婦や、堕ろすことのできない妊婦がいます。

しかしこの話では、出産費用が払えそうにない場合産まれる前に申請すれば出産費用を肩代わりしてくれる制度の存在など、一般的に知られていない知識を学ぶことができます。

 

本作の見どころは、漫画を通じて「妊娠・出産・子育て」に対し、興味関心を持つことができる点ではないでしょうか。

 

出産は病気ではない。
産科医療は怪我や病気を治す訳ではない。

 

それでも産婦人科医が必要とされるには、相応の理由があるのだと感じることのできる本作。
ご家族がいる方も、これから家庭を築く方も、ぜひ一度読んでみてください。

 

マンガ新聞編集部
公式SNS
@mangahonz/@manga_shinbun

 

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