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「秒」で行動する人の力でサロン累計クラウドファンディング金額が1億円突破! ホリエモン・佐渡島庸平インタビュー ~ネットマンガラボ

今回で4本目を迎えるオンラインサロンとマンガをテーマにしたこのシリーズ、前回はベールに包まれていたコルクラボのトークをお届けしました。

 


マンガ新聞のネットマンガラボも、また少し大きくなり(会員数約60名)これから更に発展していくために、サロンに参加する「人」にフォーカスして、所属人数2,000人という堀江貴文イノベーション大学校(以下、HIU)の話を、ホリエモン本人に聞いてみました。
 

 

秒で動くやつが一番強い  

---ネットマンガラボも、お陰様で60人くらいになりました。藤野英人さん×ホリエモン対談イベントをきっかけに、描きたい漫画を描くことができている人もいれば、ラボをきっかけに、念願の漫画家支援の仕事を形にしたいとがんばってる人、サロンそのものを運営したいという人も出てきました。

これからサロンを更に発展させていくために、HIUが大きくなっていくときに、どんな人の存在が重要だったか、聞かせてください。

堀江 ポイントは結局「秒で動けるやつが強い」ということ。鉄は熱いうちに打てる奴が強いんですよ。
 

---なるほど、どんな風にそんな人が出てきたんですか?

堀江 うちは、2016年の第1期募集の初月から何百人と人が入って、サロンの中にプロジェクトが20~30個乱立したんですよ。大変だったんですけど、ちゃんと形にした人もいれば、放置プレイになった人もいたんです。
 

まず、HIU会員限定のZePlus(ゼプラス)というシェアバーが新宿にすぐできたんですよ。1人30万円の出資を集めはじめたら、24人がすぐ集まって、「堀江さん最後の30万円出してください」って言われて。そこはもう3年くらい営業してて、今度六本木に拡大して再オープンするんですよ。
 

これらは、バーオーナーがいて、バーオーナーは誰かを連れてくることができるという仕組みになっていて。まぁバーのオーナーになりたいっていう気持ちあるじゃない。それに、2‐30万円でなれるってことだよね。
 

佐渡島 いいですね~。
 

堀江 この新宿の店ができたら、すぐに近畿支部(HIU内には複数のグループがあり、その一つ)がライバル心を燃やして、大阪にも0-HATSU(オハツ)という会員限定シェアバーができたんですよ。東京と大阪それぞれに、HIUのシェアバーがある形になった。その後、神奈川にIPSILON(イプシロン)、新宿にS3(エススリー)と、会員限定ではないバーもできました。


堀江 これら、俺は全く主導してないからね。勝手にできていったんですよ。でも、ここに入っていると、サロンの中でどんどん新しいことが起きていくよね。こういうものに、出資する人はずっとサロンを続けてくれるみたい。
 

---すごいですね。その「秒」で動いた人たちは、何人かいたんですか?
 

堀江 1期生に何人か秒で動くやつがいて、他にもずっと継続するプロジェクトをあるんですよ。例えば、Space News Lab(スペースニュースラボ)って言って、宇宙ニュースのサイトを作りたいと言って始めたんですよ。法則としては、こういうのを毎日更新し始めると、進化が止まらなくなるね。
 

---ニュースサイトを毎日更新というのは、凄いエネルギーですね。
 

堀江 宇宙開発そのものに関わるって言うのは、結構難しいじゃない。でも、ニュースサイトを作るというなら、ちょっと詳しければできる。これはもう、毎日更新する流れになっているんですよ。
 

---そうした形が定着しているわけですね。

 

場所づくりが重要

堀江 「WeWork」というシェアオフィスビジネスが期待のユニコーンとして有名になりましたよね。「WeWork」は不動産ありきで、そこにコミュニティを作っていくというパターンだったんだけど、HIUは既にオンラインにコミュニティがあるから、場所を作ると自動的に活性化して、メンバーも辞めていかなくなるんですよ。

だから、昼間はシェアオフィスで夜はシェアバーみたいなものをつくれば、活動が継続して発展してくれると最近は思ってるんですよ。


堀江 昼間のシェアオフィス利用は、会費3万円(うち1万円はHIU会費)で、夜は入会費10万円+毎月会費4,000円、お店に行くと毎回4,000円で飲み放題みたいな形なんですよ。

 

佐渡島 「WeWork」も実は同じ順番になってますね。先にオフィスだけを作ったらうまくいかなくて、オンラインでコミュニティ作り直して発達してから、それからまたオフィスを作って成功してる。今の堀江さんのやり方でやって成功してるんですよね。
 

堀江 あ、そうなんだ。オフィスから入るのは難しいよね。
 

佐渡島 人数が増えないですからね。
 

堀江 要は、他のビジネスに比べると、わずか20万人くらいの会員で2兆円規模のユニコーンになってるんですよね。HIUも2,000人くらいいるから、結構企業価値になっているかもしれない。
 

佐渡島 「Netflix」って、毎月お金を払う会員が1億2千万人いるけど、「WeWork」はこの規模でこの評価じゃないですか。「Netflix」のお客さんはコミュニティにもなってないし、追加でお金を払うようなこともない。HIUのメンバーは自ら行動するし、追加の費用もいとわない。既存の企業価値と比較したら、HIUは本当にすごいんでしょうね。

堀江 なので、シェアオフィスの運営会社みたいなのをやってみようかなと。あと、「SALON DESIGN」(サロンの雑誌)も定期的に作ってるんですよ。
 

---これはもう、普通に売ってるんですか?
 

堀江 売ってるよ。ネットでも買えるし。サロン内では毎日更新のメルマガも出してますし、宮古島合宿で作った「月桃リップクリーム」沖縄の月桃(げっとう)という良い香りのリップクリームを作って、クラウドファンディングで3,000本くらい作ったり。


---商品も作るんですね。
 

堀江 ちきりんさんがゲストに来た時に「観音開きスーツケースは使いづらい。でも天板開きのスーツケースは便利だけど、カッコ良いのが無い。天板開きのスーツケースをカッコ良く作ったら売れるんじゃない?」っていう話をしてれくたんですよ。それをHIUのメンバーがかっこよく作ったりするんですよ。

Carryco with me キャリコウィズミー ソフト スーツケース TSAロック キャリーケース 

 

ここからは、ホリエモンドットコム、堀江貴文イノベーション大学校のサイトを見ながらのトークになりました。

 

佐渡島 記事の量がすごいですねー。
 

---サイトを見ると、ベーシックインカムレポートというのが目立ちますね。

堀江 HIUが10万円を数人に出すっていう、ベーシックインカムの練習をしてるんですよ。
 

---このレポートを書いてる人たちがそうなんですね。ベーシックインカムをもらったら、レポートを書かないといけないとか?

堀江 そうそう。あと、最近一番面白いのは、村づくりだね。
 

---それは、前々回に記事にさせてもらいましたね。かなり読まれました。

堀江 最近はもう、勝手にリノベとか進んでるし、はちみつ、シイタケ、たけのこ、色んなもんが取れるんですよね。

 

プロジェクトの始まりはトークゲスト

---なんでそんなに色々始まったりするんでしょうねぇ。

堀江 このサイトの中で、トークゲストのところを見て欲しいんだけど。

堀江 毎月のトークゲストをかなり選んでるんだよね。そのゲストが起点になって、そこから色んなプロジェクトが始まることが多い。例えばMBさんとか。MBさんは超売れっ子のメンズファッションバイヤーなんで、そのイベントきっかけで靴下とか、インヒールソールとか作ったり、今度はブーツを作るんですよ。
 

佐渡島 それは、ホリエモンサロン専用で作ってるんですか?

堀江 いや、限定はせずに普通にクラファンで靴下出したりとか。「メンズのおしゃれでリーズナブルな靴下がないよねー」って新しいものをつくったりとか。次は冬用のジッパー付きハイカットブーツを作るんですよ。

ゆうこすも特任教授になってくれて、今度モテメイクイベントみたいなのをやろうってことになっている。
 

---イベントのゲストはどうやって決めてるんですか?

堀江 俺が話して面白いと思う人と話す。そうすると、そこから広がって色々始まったりする。

---佐渡島さんのサロンも?

佐渡島 そうですね。

堀江 あとは、(自分がいかない)小さなイベントは色々立ってる。山のようにね。
 

---ゲストのチョイスは2人の目利きなんですね。そこで、こういう色んな事を「秒で始める人」って、どんな感じで出てくるんですか?

堀江 定期的に出てくるんだよね。最近だと、ハンドマッサージをやってる人たちが出てきた。

---ハンドマッサージ

堀江 ハンドマッサージって、あんまりないじゃない。俺がハンドマッサージをやって欲しいから、やる人いない?って言ったら、出てきて。ハンドマッサージのメソッドを作って、講習会をやったりサプライを作ったり、ビジネスにしていくってことになって。
 

今は、ハンドマッサージのクラファンもやってる。これは上手く行ったよね。マッサージやってる人ってフリーの人が多くて、その人たちがマッサージの仕方を覚えていって。今は、認定証を出したりしてて。

サインを作ったり、ロゴを作ったり、飲食店に派遣したりして。これは、ハンドマッサージをやったってくらいだけだけどね、最近はフェイシャルマッサージもやり始めた。

 

---この、歌舞伎の人目立ちますね(笑)
 

堀江 この人も秒でやる目立ってきてる人。「UberEats」をやってるんだけど、そのカバンに宣伝を入れたりとかしてるの。「HOLIC」っていう雀荘の立ち上げとか、ハンドマッサージとかも、とにかくHIUを活用している。

 

秒でやるサロンメンバーサカゲンさん、徹底していてただモノじゃ無い感が凄いです。
https://twitter.com/shinsuke519 

堀江 あと他には、ミュージカルが盛り上がってる。8年前に自分がミュージカルに出てて、それをまたやろうとクラウドファンディングをしたりね。

佐渡島 堀江さんがサロンに使ってる時間、長くなってます?
 

堀江 いや、そんなでもないんじゃない。ほとんどFacebookグループのスレを見てるだけだしね。

 

調達額合計1億円、参加者7,400人超え、HIUのクラウドファンディングが凄い

堀江 あと、最近はサロンメンバーのクラウドファンディングがとてつもなく上手くなってるんだよね。最初の頃にトークゲストで家入君が来て、クラファングループっていうのがHIUの中にできて。そのあと、そのグループ部長をやってた人間は、「CAMPFIRE」に入社したからね。

今は、「CAMPFIRE」の中に、HIUの特設ページがあるんですよ。

 

https://camp-fire.jp/channels/hiu
 

堀江 ミュージカルも、「HATASHIAI」っていう格闘技イベントなんかも、クラウドファンディングでやっているし。靴下とかもかなり出るんですよね。
 

---(画面を見ながら)なんでホリエモン万博のスタッフ参加がクラウドファンディングになるんですか?

堀江 これは、スタッフの衣装、スタッフジャンパーとかをクラファンで売るんですよ。スタッフは立ち見で講演も見れるし。
 

---なるほどー。そしてこのロケットのクラウドファンディングは2,000万円を超えてますものね。凄いですよね。
 

佐渡島 HIUはクラファン良くやってるとは思ってたけど、この数は凄いなぁ。
 

堀江 俺も知らないクラファンが沢山あるんだよね。
 

---ありがとうございました!インタビューの最後に、HIU×CAMPFIREのクラウドファンディング金額とか人数を計算してまとめてみますね。

以下、CAMPFIRE上の堀江貴文イノベーション大学校、クラウドファンディング結果のまとめ

 

ということで計算してみたところ、HIUのクラウドファンディング総額が累計で1億円を超えておりました。恐るべしHIUです。

 

 

ネットマンガラボの次回イベントはこちら。
100冊を超えるホリエモン本を漫画原作に、
マンガのネーム(下書き)を秒で描くイベントです!

 


 

現在、ネットマンガラボでは、漫画家、原作者、マーケターやプランナーなどのメンバーと、藤野英人さん&ホリエモン原案の「経済歴史マンガ」や、過去のホリエモン本漫画化などの企画が漫画家たちの手で形にしていっています。ネットでの発表や、News Picks Comicでの書籍化などに向けて試行錯誤が、今年に入って本格的に開始しました。

漫画家として新しいことにチャレンジされたい方は勿論、この新しい取り組みに、編集者、プロデューサー、プランナー、マーケター、コミュニティマネージャーなどとなり参加したい方、時には一緒に企画を考えることにチャレンジしたり、面白そうな企画ができ上がっていく様子を眺めたりと、サロンに関わりたい人を募集中です。

サロンは誰かが何かを教えてくれる学校ではありません。参加した人が自ら行動して、経験を積みにいく場です。そうしたチャレンジがされたい方、漫画家コース(審査あり)でも、一般コース(審査なし、漫画家をサポート)などに、ぜひ参加をご検討ください。

サロン発信の最新マンガはこちら。

インタビュー:マンガ新聞 菊池健 @t_kikuchi