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号泣確実!絶対に電車で読んではいけない漫画『コウノドリ』
コウノドリ(1) (モーニングコミックス)
著者:鈴ノ木ユウ
出版社:講談社
販売日:2013-09-20

 

 

出産に必要な準備は「理解」です。

 

はじめましての人もそうでない人もこんにちは!
小林です。

私事で非常に恐縮なのですが、先日子供が生まれました。
出産にも立ち会わせてもらって、男の無力さを痛感しながらも生命の神秘を感じる事が出来ました。

 

不思議な話ですが、子供の顔を見た瞬間に親としての自覚が生まれるんです。
それほどまでに出産と言うのは人生にとって大きなターニングポイントになるのだと感じました。そして出産を経験して、改めて妊娠に対する「理解」が夫婦間にとって必要不可欠なのだと感じました。

 

さて、そんなこんなで今回ご紹介する漫画は妊娠読本である『コウノドリ』です。

 

出産は病気ではない。だから通常の出産に保険はきかない。産科医療は怪我や病気を治す訳ではない。なので通常の出産に産科医は必要ない。だが、何かが起こりうるから産科医は必要なのだ——。

 

まずはこちらをご覧ください。

僕も妻が妊娠するまで出産に対する知識は薄く、元気な子供が生まれてくる事はある種当たり前くらいの感覚でいました。

 

しかし実際には違います。

 

『コウノドリ』によれば2,000件の出産の内、およそ300件の出産は命と隣り合わせになっているのです。

つまり約15%の確立で何かしらのトラブルが発生します。これは切迫流産も含めると全体の約30%以上にも及びます。

 

妊娠・出産は病気ではありません。

 

しかし子供が欲しいと願う全ての人にとって他人事ではない切実な問題なのです。

 

元気に生まれるだけで「奇跡」

 

『コウノドリ』では様々な事例が紹介されます。

 

受け入れ拒否、切迫流産、淋病、未成年妊娠、無脳症、被膜児、喫煙妊婦、海外出産、自然出産と帝王切開などなど・・・

 

無事に赤ちゃんが生まれる事もあれば、それと同じだけ命を落としてしまう事もあります。また、無事に生まれたとしても生後何かしらの障害を持ってしまうケースもあります。

 

こうしたら大丈夫と言う絶対的な正解がないのが出産。
それほど出産とは何が起こるか分からないのです。

 

特に1巻に収録されている「切迫流産」は妊娠した全ての人に関わるリスクを取り扱っています。

 

 

©鈴ノ木ユウ/講談社

 

 

切迫流産はお医者さんや妊婦さんにも予測が出来ず、症状が出てからの対応しか出来ません。そしてどんな妊婦さんにも起こりえる症状なのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

©鈴ノ木ユウ/講談社

 

 

大切な事は切迫流産を初めとする様々な症状は誰にでも起こる可能性のある症状だと理解し、症状と向き合って真剣考える事なのです。この夫婦の様に。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

©鈴ノ木ユウ/講談社

 

 

妊娠・出産は病気ではありません。

しかし元気に無事に生まれてくるだけでも、それだけでも奇跡なんです。

 

ここにシビれる!あこがれるゥ!!

 

結論から言うとこの『コウノドリ』を電車の中や公共の施設で読む事はオススメしません。

号泣するので。

 

僕は読んでいる途中に2~3回は泣きました。それも号泣です。ボロ泣きしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

©鈴ノ木ユウ/講談社

 

 

実際に妊娠・出産を経験したからこそ共感した部分もあるかと思います。
でも生命の神秘は等しく平等に尊いです!ドラマティックなんです!!

 

嬉しかったら泣いても良いんだよ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

©鈴ノ木ユウ/講談社

 

 

妊娠・出産を経験した人であれば誰だって号泣するはずです。

 

この1コマに、この表情に、シビれる!あこがれるゥ!!

 

最後に

 

大切な事は全て『コウノドリ』から教わりました。
僕はこの作品を通して、妊娠・出産に対する真の「理解」を学びました。

 

この作品をこれから子供が欲しいと願う全ての人に捧げます。
繰り返しますが、出産に必要なのは「理解」です。

 

妊娠読本である『コウノドリ』を読んで今から準備に備えましょう。

 

 

 

 

コウノドリ(26) (モーニング KC)
著者:鈴ノ木 ユウ
出版社:講談社
販売日:2019-03-22