TOP > マンガ新聞レビュー部 > 自分以外、全員狂人が住む街という怖すぎ漫画『外れたみんなの頭のネジ』

自分以外、全員狂人が住む街という怖すぎ漫画『外れたみんなの頭のネジ』

友達、学校、職場、ご近所さん、恋人、飲み会。
そんな知り合いたちがいる空間ではない場に、
理解できない行動を取っている人がいる。

電車でぶつぶつ言っている人。

道端でおかしな看板を持っている人。

突然、大きな叫び声をあげる人。

メモ帳に何かを書き込み続けている人。

 

その人たちの存在は、
僕らの認識の中では「いない」ことになっている。

では、友達や、クラスメイト、上司、恋人が、
突然おかしくなったら、どうだろうか。

それを描いた漫画が『外れたみんなの頭のネジ』だ。
冒頭を読んでもらおう。

 

   ©洋介犬/COMICSMART INC.
   ©洋介犬/COMICSMART INC.
   ©洋介犬/COMICSMART INC.

自分以外の街中の人が狂ったところから物語は幕を開ける。

一見、可愛い絵柄なのだが、おかしな人が登場する瞬間、
いきなりリアルタッチになったりする。そこが一段と、怖い。

そして、どこから、現実がおかしくなっていくか分からない。
次は、主人公の女性が、事故に遭ったシーンだ。

©洋介犬/COMICSMART INC.
   ©洋介犬/COMICSMART INC.
   ©洋介犬/COMICSMART INC.
   ©洋介犬/COMICSMART INC.

狂気は、突然やってくるのである。

彼は、主人公につきまとい、これから何度か登場することになる。

そして、ただおかしな人なので、殺したり、退治したり、除霊したりして、解決できないのである。

また、次は、主人公がクラスメイトの家にいったシーンを読んで頂きたい。

   ©洋介犬/COMICSMART INC.
   ©洋介犬/COMICSMART INC.

   ©洋介犬/COMICSMART INC.

これは、同級生がおかしいかと思いきや、同級生の母親が「口は災いの元だから、歯と舌を抜いた」というシーンである。

ヤバすぎる家なのである。

周りが全員おかしくなって、正常なのは自分だけ。
はたして、自分は正常なのか。それとも異常なのか。

『外れたみんなの頭のネジ』を読んでいると、自分の周りにいる人も、正常の仮面をかぶっているだけに思えてくる。

あなたが見ていないところで、日常や正常はおかしくなっているのかもしれない。

 

 

無料マンガアプリ「マンガトリガー」にて、6話無料公開中!