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漫画から音が聞こえてくる!?『BLUE GIANT』は耳で読め!
BLUE GIANT SUPREME 4 (ビッグコミックススペシャル)
著者:石塚 真一
出版社:小学館
販売日:2018-02-23
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先日、タクマとコロクと車で移動している時に起きた話。

 

タクマ  (小林琢磨=『マンガトリガー』を運営するナンバーナイン代表取締役)

コロク  (小禄卓也=その部下・車を運転中)

 

いつものように道中車内でマンガ談義に花を咲かせて盛り上がっていた時にふとタクマがこんな事を言い出した。

 

タクマ “あ、コロクさん、どっかコンビニか本屋さんあったら車停めてくれる?『BLUE GIANT SUPREME』の4巻出てるはずだから買わなきゃ!”

 

コロク “あ、了解です。いやー、4巻やばいですよ?”

 

タクマ “!?読んだの?もう?”

 

ぴろし “……”

 

コロク “はい。ついにカルテット結成ですよ。”

 

タクマ “ちょっと!コロクさん!?なんでネタバレすんの!?言わないで!?”

 

コロク “いやいや、単行本の帯に『ついにカルテット結成!』って書いてあるからネタバレじゃないっすよ!?”

 

ぴろし “……”

 

タクマ “いや、それでも言っちゃダメでしょ!?ええ!?つかいきなり2人追加!?ええ!?誰だろう?ピアノはあいつだよね!?”

 

コロク “いやー、それこそネタバレになるから言いませんけど、4巻もめっちゃ熱いですよ?”

 

ぴろし “……”

 

タクマ “ん?”

 

コロク “ん?”

 

2人が違和感に気づく。

 

タクマ “あれ?まっちゃん?口数少なくない?”

 

コロク “ひょっとして、松山さん?『BLUE GIANT』読んで、ない?”

 

ぴろし “……ふう、いい?マンガ好きがこんだけいて、急に口数が少なくなるってことはそいつは読んでないってことだぜ。”

 

タクマ “はあっ!?ちょっと待て!マジか!おい、コロク!一回車止めろ!?こいつ説教するから!”

 

ぴろし “いや、待てよ!わかってるよ?『BLUE GIANT』でしょ?マンガ新聞でも受賞してたし評判がいいのも知ってるよ?けどね、オレ昔から『音楽モノ』って苦手なのよ。そもそも漫画から音楽は聞こえてこないし。『TO-Y』も『BECK』も好きだけど、どっちもキャラクターやドラマの面白さじゃん?”

 

タクマ “こいつなんもわかってねぇ!?よし、コロク!やっぱり車止めろ!こいつ殺す!”

 

ぴろし “うっせえな!わかったよ!読むよ!今すぐ買うよ!Kindle版あるんだよね?”

 

コロク “『BLUE GIANT』が全10巻で『BLUE GIANT SUPREME』が3巻まで出てます。”

 

ぴろし “(スマホの画面を見せながら)はい、買った!買ったよ?『BLUE GIANT』全10巻と『BLUE GIANT SUPREME』3巻まで!これでええやろ?今から読むから!待ってろ!”

 

 

 

と、まあ、こんなやりとりがきっかけで私は

『BLUE GIANT』と『BLUE GIANT SUPREME』を全巻買ったのでした。

 

そして助手席に座っている私はなんのナビをする事もなくひんしゅくを買いながら黙々とマンガを読み続けたのです。

 

  それからおよそ5時間後。

  

全巻を読み終わった時点でタクマとコロクに(まるでミュージカルを歌い上げるかのように)叫んだのです。

 

めっちゃオモロイーーー!!

 

初めてマンガの中から音が聞こえてきたよー!?

 

こんな面白さがあるのかーー!!

 

こんな表現があったのかーーー!!

 

『BLUE GIANT』すげーーーーーー!!

 

BLUE GIANT SUPREME』最高ーーー!

 

おい、コロク!早く本屋によって4巻買おうぜ!

 

タクマ&コロク“……やっぱりこいつ殺そう。”

 

みんなも殺される前に読もう!

 

『BLUE GIANT』&『BLUE GIANT SUPREME』!! 

 

あらすじ(公式サイトより抜粋)

 

ジャズに心打たれた高校3年生の宮本 大は、川原でサックスを独り吹き続けている。雨の日も猛暑の日も毎日毎晩、何年も。「世界一のジャズプレーヤーになる…!!」

 

主人公はバスケ部に所属する宮本 大。

 中学の時、友人に連れられて見に行ったジャズの生演奏に心打たれた。

その後、たった独りでただがむしゃらにテナーサックスの練習をはじめる。

 

ダンクシュートを打つ身長も、ジャンプ力もない。

 身体には限界がある。

でも音にはきっと………

 

楽譜は読めず、スタンダードナンバーも知らない。

ただひたすら真っ直ぐ突き進んでいく。

 

 「絶対にオレは世界一のジャズプレイヤーに、なる」。

 雨の日も猛暑の日も毎日毎日サックスを吹く。

 初めてのステージで客に怒鳴られても。

それでも大はめちゃくちゃに、全力で吹く。

 

 「僕好きだな、君の音」。

ものすごくめちゃくちゃな演奏。

でも、人を惹きつける力が大の音にはある。

 

 激しく変わる。激しく成長する。

ジャズに魅せられた少年が世界一のジャズプレーヤーを志す物語。

 

こうやってあらすじだけ読むとなかなか魅力が伝わらないかもしれませんが。

 

私はその面白さ・表現力に度肝を抜かれました。

 

いいか?みんな!

 

『BLUE GIANT』&『BLUE GIANT SUPREME』を読んでもいないのに“マンガ好き”とか言うやつはモグリだぞ!?