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とり・みき×ヤマザキマリ×佐渡島庸平トークイベントレポ「実名飛び交う、あの時の100万円のお話」に至るまで

2018年2月26日、とり・みきさん、ヤマザキマリさん、佐渡島庸平さんの3名にて、漫画家と編集者の関係についてのトークイベントが開催されました。これは、マンガ新聞社が運営するオンラインサロン「ネットマンガ実践研究会」のイベントで、竹橋のメディアドゥ社セミナールームで行われました。
 

イベントの詳細は、こちら。

 

左から、とり・みきさん、ヤマザキマリさん、佐渡島庸平さん

 

イベントは、佐渡島さんの「控え室で聞いた話が恐ろしすぎて、びっくりしました…」という一言から始まりました。
 

序盤は、お二人のデビューからこれまでの話を、佐渡島さんの視点で聞き取っていき、後半に行くにつれて話題は「漫画家と編集者の関係」についての核心に迫っていきました。
 

ヤマザキマリさんは、当初講談社でマンガを描き始めたので、佐渡島さんとは共通の知人になる編集者の方が多かったようです。大ヒット作品『テルマエ・ロマエ』ほぼそのままと言えるようなネームを、講談社時代に出したこともあるそうです。

とり・みきさんのデビュー年は、1979年。佐渡島さんの生まれた年です。デビューはその頃の週刊少年チャンピオンで、当時全盛だったチャンピオンの中で『マカロニほうれん荘』も担当していた副編集長さんのもとデビューしたというお話をされました。
 

一区切りして、とり・みきさんから一言。

「今回話したいのは、漫画家が正しい、編集者が悪いという単純なお話ではないです」

ここから、実際の編集者と漫画家の関係に、トークは深く深く進んでいきます。

ヤマザキさんからは「塩野七生さんの『ローマ人の物語』を出している新潮社さんには、とんでもなくローマ史に詳しい編集者や校閲者が多く、『プリニウス』を連載するきっかけになった」

 

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著者:ヤマザキマリ
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「私の夫はイタリア人ですが、締切に追われる漫画家の仕事を、世界で最も理解できない人種のひとつがイタリア人だと思います」

「編集者との仕事は、その人と仕事をすることで創作意欲がどんどん沸いてきたり、モチベーションが上がるということが私にとっては大切です」
 

とり・みきさんからは、「当時にあっても旧態依然な漫画出版社でデビューをしたが、ギャグ漫画家の自分としてはギャグの中身まで勝手に改変されるのがつらかった。本来漫画家は作品を作ることに集中し、それ以外のサポートを編集者にしてもらうという関係がちょうど良いと思っている」

「ヤマザキさんの炎上の時もさんざん誤解されたけど、金額が高い少ない以前の話なんです」

「実は、ヤマザキさんは一度、マンガを辞めると言ったんです。ヤマザキマリという才能が漫画界からなくならないように、説得をしました」
 

もちろん、会場ではこれ以上に深い話が展開しましたが、ここから先は以降の記事などに譲らせていただきます。

 

会場には、50名ほどの漫画家、編集者、ファン、他ジャンルのクリエイターなどがご来場くださいました。

 

終了後の懇親会では、漫画家や業界関係者などの参加者の皆さんから、大変面白かったという感想を多くいただけました。
 

 

また、このトークライブの動画は、オンラインサロン「ネットマンガ実践研究会」のクローズグループ上では、他の過去イベント動画ともども視聴可能です。
 

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