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読むとアラサーながらに恋愛で冒険したくなる『恋のツキ』

『あそびあい』で「このマンガがすごい! 2015[オトコ編](宝島社)」に入った新田章先生の『恋のツキ』。

「女の浮気心」を生々しく描き出した作品!というキャッチコピーに誘われて電車の中で試し読みをしてみたら、
しょっぱなから主人公の心情や彼氏との関係が生生しくてすぐに魅力に引きこまれてしまった。

一昔前までは「浮気・不倫」というのは男の専売特許だったけれど、女性の社会進出が華々しい昨今、結婚や出産も急がないし、女だって浮気するし、不倫だってする。それをテーマにした漫画だって増えてきた。

それでもまだ、作中で心を捕まれたセリフの通り「ゴミは決められた日に捨てる」「くしゃみをする時は手で覆う」ものと同列で「女は30過ぎたら結婚と出産を考えなきゃ・・・」それが当たり前だと主人公のワコと同じように、私自身もそう思ってしまっている。

 

恋のツキ(1) (モーニングコミックス)
著者:新田章
出版社:講談社
販売日:2016-07-22
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さて、この物語の主人公は31歳の映画館で働く当たり障りない系の結婚適齢期女子。もちろん結婚願望はある。
とはいえ、この主人公には同棲している彼氏がいるんだから「なんだ、勝ち組じゃないか」と思ったのも束の間。
ラブラブとは程遠い、身の回りの世話と性欲を満たしてくれる都合のいい女となっているようだ。

結婚の話が進むわけでもなく貯金もない。彼氏には特段なにも期待していないが、
ただお互い新しい人と出会うのが面倒だから一緒にいる。

でも、たぶんそのうち結婚という形をとるんだろうなと漠然とした暗黙の了解があるのみ。
そりゃ三十路超えて長く一緒にいる彼氏がいたらそういう考えにはなると思う。

そんな、なんの変化もドキドキもない毎日を送る主人公平ワコは、
ある日映画館にやってきた男の子に運命的な一目ぼれをするのだが、なんと相手は現役高校生男子(15歳)である。

31歳からしたら高校生男子なんて子供にしか見えないし、15歳からしたら31歳なんてオバサンでしかない。
けれども高校生の伊古君といると、忘れかけていた高揚感や世界が彩る感覚を思い出すワコ。

伊古君も同年代の女子にはない大人の女との恋にはまっていく。
ゲレンデを転がる雪球のように自制が効かず転がり膨らむ2人の恋。

最初は身の程をわきまえていたものの、
彼氏への罪悪感と溢れ出るトキメキの狭間で、高校生男子と関係を重ねていく。

家に帰ってもマンネリ彼氏とは惰性な生活のみ。そんなので心を繋ぎとめられるわけがない。
「浮気にはされる側にも原因はある」というのも頷ける。

心当りのある男子の皆様、彼女が何も言わないからと、安心してあぐらをかくなかれ!!

 

果たして主人公のワコは・・・

つまらない安定か心躍る恋か、両極端の葛藤の末どちらに転ぶのか気になってしょうがない作品だ。

 

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