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超マンガ好きの僕があの『100日後に死ぬワニ』を改めて読んでみた

どうもみなさんこんにちは、岡山県でマンガが好きすぎてマンガのお店を開いた男、コミックサロン『G.I.F.T.』の森本です。

 

ところで、結局この騒ぎは何だったんでしょうか?

 

最終回から数週、Twitterで一大ムーブメントを巻き起こしたあの作品『100日後に死ぬワニ』の単行本が先日早くも発売されました。

 

 

 

最終回前後になにやら悪い方向で話題になってしまったので少し心配だったので発売されて、

「本屋さんでどれくらい売れてんのかなぁ?」

「なんかあんなことになってたし、アマゾンのレビューもあれだしなぁ」

 

なんて思いながら、最寄りの本屋さん数件で観察していましたが、結果的には……

うん。

心配なかったですね。若い子中心に手に取ってレジに向かう人多かったです。

 

本作はイラストレーターでもあるきくちゆうきセンセイがtwitterで文字通り100日に渡って連載したものをまとめた作品になります。

 

あるところに住んでいるワニが仲間と遊び、悩みながら過ごす日々を抜き取ったストーリーで、タイトル通りに主人公のワニが100日目に死んでしまうまでを描いた作品です。

 

炎上しちゃったので、悪い意見がどうしても目に付くんですけど、その辺に関しては、先日、あの3人が動画で解説してくれてましたし、個人的には完全に同意な内容なので、プロモーション関連でのお話が気になる方はそちらをご覧になってもらった方が良いと思います。

 

(前編)

 

(後編)

 

本稿ではマンガ新聞の「マンガをレビューして多くの人に作品の魅力を届けて、購入をしてもらう」というスタンスに則って、個人的な感想と併せてレビューしてみようと思います。

 

誰もが分かりえる“共感”できる日常描写

多分僕が初めてこの作品を目にしたのが連載開始30日目前後で、そんなにメガヒットと言われる直前の頃だと思うんです。

それが気が付いたらTVで取り上げられたり、どんどんバズったりしるうちに、みるみるうちにとんでもないムーブメントになっていったのを覚えてます。

 

つまり、みんなが期待して注目していたのはきっと主人公であるワニの

 

“死に方”

 

じゃないのかな? と僕は思っていて、タイトル通り「100日後」が近づくにつれてその予想や、”死なない”とう選択肢を期待するような論調でした。

 

ただ、個人的には改めてこの作品を初日から通して読み返した時に、強く感じたのは、作品の中に登場するすべてのキャラクターたちへの“共感”が残るなということでした。

 

これはどういうことかというと、「ある日のワニ」また「別の日の彼の友人のねずみくん」、その他にも更新される毎日の物語のどこかに、自分に似た姿を重ねて、モヤモヤしたり、一緒に喜んだり怒ったりを、みんなでしてたんじゃないでしょうか。

 

それぞれのシーンが、読む人たちの日常のワンシーンと重なったからこそ、読む側に面白さを感じさせたんじゃないかなと僕は思いました。

 

誰にでも寄り添えるメッセージ

この作品は多分よくあるベタな感じの

「いつ死ぬかわからないんだから懸命に生きなきゃだめだよ」とか

「死んじゃったらなんにも出来なくなるんだから好きに生きなきゃ」

みたいなことを強くメッセージとして組み込むようなお話ではありません。

 

読んだ人達それぞれが、例えば僕が今回抱いた感想みたいな捉え方をしてもいいし、改めて日々の生き方や誰にでも訪れる死の事について考えるきっかけになったり、「こんなことありえないよ」だったりと、感想を持ってもらえる懐の深い作品だったんじゃないかなと思います。

 

そんないろんな感情があるのが日常だし、それが生きているということですよね?

 

マンガにしてもTVドラマや映画、アニメでも、ほとんどの“物語”はその人物の人生のどこかのワンシーンにスポットを当てて描かれます。

個人的にはこの作品をあらためて一話から読み返してみてやっぱり良い作品だったんだなぁとしみじみ思っております。

 

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