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いとエモし!!あの天才エッセイストのヒ・ミ・ツ、教えてあげる☆『清少納言と申します』

国語の教科書で有名なあの人は、うつくしかった。

春はあけぼの。夏は夜。秋は夕暮れ。冬はつとめて。

 

声に出して読みたいキャッチーな文章。大人になっても忘れがたいもののひとつです。
この『枕草子』を生み出したのが、清少納言。
平安時代中期の女流作家、歌人で、一条天皇の妃である中宮定子に仕えたことでもよく知られた人物です。

 

そんな彼女を主役にして描かれたマンガ『清少納言と申します』。
作者は『ローゼンメイデン』や『しゅごキャラ!』のPEACH-PIT
女の子を可愛く描くことに定評がある、女性漫画家2人のユニットです。

 

ということは……もうおわかりですね、みなさん。

主人公のなぎ子(後の清少納言)がとにかく破天荒で可愛いのです!!!

見てください!!!

 

 

©PEACH-PIT/講談社

 

そしてサングラス姿からのこちら!!!

 

 

 

©PEACH-PIT/講談社

 

 

 

©PEACH-PIT/講談社

 

 

ただうつくしいというのではなく、自分の信念をしっかり持ちながら、
平安時代という閉塞的な時代を生きているなぎ子。

 

その姿を見ているうちに、なんだか背筋が伸びてくるのです。

小姑が見てしまった、義妹の奇行、そして。

さて、お話はこのなぎ子が橘則光と結婚したところからスタートします。

 

今まで見たこともない謎のハデ美人。
好き放題ものを言い、マイペースにふるまう型破りな女性。
突然そんな人が目の前に現れたら、戸惑いますよね。

則光の姉、光子はなんとかなぎ子と弟を離縁させようとします。

 

 

 

©PEACH-PIT/講談社

 

 

なぎ子の輝きやセンスにひかれつつも、言動に奇妙さを覚えた光子は、遂になぎ子を尾行することに。

 

そして、小姑は知ってしまうのです。夫である則光ですら知らない嫁の秘密を。

 

 

 

©PEACH-PIT/講談社

 

 

あなや(なんということでしょう)!!

 

なぎ子はいかにして清少納言になるのか?

則光となぎ子を離縁させて、元の穏やかな日常に戻るはずだった光子。
ところが人生は思わぬ方に転がり始めます。
彼女の前に現れる美形の殿方、そして愛らしい女の子。
弟もその輪に加わり、なぜかにぎやかで、はらはらする毎日。
そしてその中心には、常になぎ子がいる――。

 

常識的で突っ込み力のある光子の目を通して描かれる、まばゆいなぎ子の物語。

 

一歩ずつ「清少納言」となっていく姿を、ぜひみんなで見届けましょう!!

 

さて、最後に今作の装丁について。
なぎ子の魅力をあますところなく伝えるデザインは、imagejackの團夢見さんの手によるもの。色彩も春らしく、今手に取るのにふさわしい一品です。

まさに「いとエモし」!!!

 

 

 

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清少納言と申します(1) (BE LOVE KC)
無料試し読み
著者:PEACH-PIT
出版社:講談社
販売日:2020-03-13