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日常ゴシップは蜜の味!?共感・参加型女子会マンガ『ブラックガールズトーク』

こんにちは!小柳かおりです。

 

今回はマキノマキ先生著『ブラックガールズトーク』をご紹介します!

 

 

この漫画は、3人の女子が事あるごとに女子会をし、周囲のムカつく人たちのエピソードを語り合う――そう、タイトルの通り「ガールズトーク」を繰り広げる作品です。

 

「いるよねこういうムカつく人たち!」と共感必至。そして最後には必ずスカッとするオチがあるから読んでいて気持ちがよく、一気読みしてしまうこと間違いなしです。

 

 

ブラックガールズトーク (裏少年サンデーコミックス)
著者:マキノマキ
出版社:小学館
販売日:2019-10-18

「いるいる」周囲の面倒臭い人たち

日常生活の中で周囲の人たちとのコミュニケーションを大事にすること、他者と関わることが自分の生活には欠かせないことなのだ、ということに気付いたのは、きっと社会人になってから。

それまでは気の合う人達と“だけ”、輪を作っていればいいと思っていました。

 

例えば仕事ひとつを取り上げてみても、同僚、上司、クライアントと様々な人たちと一緒に取り組むケースが多く、たまたま同じ会社に“居合わせた”人たちともコミュニケーションを取らざるを得ない状況です。

 

けれど一緒にいるからといって気の合う友達とも違う。

 

互いのバックグラウンドの違い、価値感や思考プロセスの違いによって、思わぬ衝突が生まれたりすることも日常茶飯事であり、それでも同じ船に乗り合わせた「仲間」として、適度な距離感を保っていかなくてはなりません。

 

それでも時には、「なぜ話が通じない?」「こいつ、めんどくせーーー」みたいな気持ちを抱えて、ひとりで悶々とすることもしばしばある今日この頃です。

 

この漫画に登場するのは少し探せば身近にいそうなムカつく(あるいは面倒くさい)キャラクターたちばかり。

 

「サバサバ系を自称する(自サバ)不倫OL)」

 

「二股彼氏」

 

「結婚を巡るマウンティング系女友達」

 

「女子大生キャバ嬢に貢ぐモラハラ浮気夫」

 

などなど。

 

「あれ?このキャラ、なんだかあの人に似てない?」

 

と、読みながら共感すること間違いなしです!

 

そして最後には必ずスカッと制裁されちゃうので、普段我慢して言えない文句を代わりに言ってくれたようで、とても気持ち良かったりします。

(あ、、性格悪いかな、わたし…^^;ま、自分も結構めんど臭いんですケド)

 

 

あたかも漫画の世界で呑んでいるような気分に

 

そしてこの漫画に欠かせないのは「女子会」。

 

3人の女子がダラダラと話す場面は、わたしにとってのいつもの「女子会」を思い出させます。

 

ストレスを抱えた時、「男性はひとりで考える」「女性は話して発散する」とよく言いますが、気の合う女友達との「女子会」こそ、ストレス発散の最高の場だと思います。

 

アラフォーになった今だって、飲食店に半日以上居座り、グダグダ日常の取り止めもない話をするようなことを月に数回やっているんですけど、「うんうん」「わかる〜」みたいな女子同士の共感型会話って不思議と飽きないのです!

 

それからすごく嫌な奴なんですけど、日常のゴシップって結構美味しかったりもするんですよね。

 

そういう意味で、この作品は、あたかも自分が酒を片手に女子会に参加しているような体験ができる漫画なんですよね。

 

読むうちに作品の中に自然と飛び込み、いつの間にか「わかる〜」とページをめくっていたりします。

 

こうなったら酒を片手に読んでみるのはどうでしょうか!……なんて思うに至った共感・参加型女子会マンガです。

 

 

 

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