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月曜日がツラい…無理しすぎなあなたに送る心優しき医療漫画『Shrink~精神科医ヨワイ~』

みなさん、こんにちは。マンガ新聞レビュー部です。

今回、ご紹介するのは「グランドジャンプ」にて連載中の『Shrink~精神科医ヨワイ~』という作品。

2020年1月17日に発売された本作は、発売が開始されるやいなやTwitter上で多くの反響を呼び、今まさに目が離せない作品です。

 

 

 

『Shrink~精神科医ヨワイ~』とは?

 

タイトルからもお察しいただけるかと思いますが、主人公の精神科医・弱井とその患者を描いた作品です。

他国と違って日本は精神疾患患者の数は少ないとされているそうです。しかし自殺率は世界第6位と先進国の中でもトップクラス。

 

そんな自殺者が多く、潜在的な精神疾患という現象を抱えている日本で、小さな診療所を営む弱井は「僕と出会った人は1人も死なせない」という信念を胸に今日も患者と真摯に向き合います。

 

第1巻では以下の3人の患者が登場するのですが、彼らの傍に寄り添って治療しようとする弱井の姿にぜひとも注目です!

 

・過労で精神をすり減らし、パニック障害になってしまった患者

・上司のパワハラに耐え続け、知らず知らず鬱病になってしまった患者

・周りと折り合いがつかず、自分が発達障害なのではないかと悩む患者

 

 

日本人が持つ精神科についての「負のイメージ」を払拭してくれる作品

 

突然ですが、みなさんは「精神科」についてどのようなイメージをお持ちですか。きっと一度も受診されたことのない方なら、「自分には無関係な特殊な場所」として敬遠しがちなのではないでしょうか。

 

しかし、このイメージは必ずしも正しいとは言えません。むしろ精神科医がもっと日本人にとって身近な存在となるべき、そんな想いがタイトルにもある“Shrink”という言葉に込められています。

 

“Shrink”とはアメリカでの精神科医の別称。妄想で大きくなった患者の脳を小さく(shrink)するということから転じて、使用されるようになったとか。

ちょっと落ち込んだら予約を入れて診察してもらう、そのくらい精神科医が身近な存在であるアメリカでは“Shrink”というスラングが使われるのも納得ですね。

 

また本作は作家さんが実際に精神科医や患者の元へと取材しに行き、それを基に描かれているので、患者の症状や治療法などの描写がとても丁寧かつリアルなのです。

この作品を通じて、少しでも辛いと感じている人の支えになればいいなと思い、今回は『Shrink~精神科医ヨワイ~』を取り上げさせていただきました。

 

どんな作品? 気になったら試し読みをしてみてください。

みなさんの心に寄り添うマンガです。

 

 

試し読みはこちらから

 

 

 

Shrink~精神科医ヨワイ~ 1 (ヤングジャンプコミックス)
無料試し読み
著者:月子,七海 仁
出版社:集英社
販売日:2020-01-17