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アカウント名「仮釈放」!?独特すぎるキャラクターから目が離せない『夢中さ、きみに。』

先日のマンガ新聞大賞での打ち上げの席にて、
マンガ新聞大賞の1~10位のうち7作品がネット発信のマンガということが話題に。

>>>【第3回マンガ新聞大賞】授賞式レポート!!

 

また、アプリと雑誌の両媒体で同時発信という新しい連載の仕方もうまれました。
今や、マンガは携帯で読むのが当たり前の時代ということを、改めて実感しました。

 

最近私が注目しているのは、SNSの普及により、
漫画家自身がいろいろな方法でマンガを発信できるようになったことです。

 

そこで今回ご紹介したい作品が和山やまさんの短編集『夢中さ、きみに。』です。twitterのリツイートで流れてきた、和山さん自身が作品の紹介として載せたマンガ付きのツイートでこの作品と出会いました。

かくいう私も最近は本屋よりもTwitterでマンガに出会うことが多くなっているんです!

 

夢中さ、きみに。 (ビームコミックス)
著者:和山 やま
出版社:KADOKAWA
販売日:2019-08-10

出会いはSNS。そして単行本へ

そのとき出会った作品がこちら。

 

『友達になってくれませんか』より

本の感想をツイートすると珍しく返事が。
どんな人かと気になってプロフィールをみてみると「仮釈放」と名乗るその人は、看板の文字でしりとりをしていた。

 

 

(C)和山やま/KADOKAWA

 

 

 

(C)和山やま/KADOKAWA

 

 

『かわいい人』より

借り物競争にて男子校にあるまじきお題「かわいい人」を引いてしまった江間くん。

 

(C)和山やま/KADOKAWA

 

 

独特なキャラクターのゆる~い日常のシュールさがいい!

 

和山さんの作品は、絵も内容も、どこか懐かしい90年代の空気で、人と人との生身のコミュニケーションが行われていたあの時代を思い出させます。
絵の柔らかさが安心感をくれるし、マンガは何も考えず気楽に読んでいい!
そう思わせてくれる、温もりを感じられる作品なのです。

 

 

古屋兎丸先生も夢中⁉

古屋兎丸先生も「実は隠れファンなんです!」と明かしていらっしゃるのを拝見しました。(隠れる必要ないです!)
私も古屋先生の感性が大好きなのでそれを聞いて、「確かにお二人の作品には共通点があるなぁ」と、納得してしまいました。

先ほども言った通り、古屋先生の作品からも、どこか懐かしい90年代のにおいを感じるんです(笑)。

 

 

新連載『女の園の星』もスタート

そんな和山さんの新連載が始まっています!

 

 

 

女子校の他愛もない日常。
第1話は、日直が書く日誌の備考欄に、いつからか絵しりとりが始まっていて、それが担任・星三津彦の毎日の楽しみとなっているというもの。
今日の絵は…???

というのがあらすじです。

 

女子校いったい何が起きるのか?

ほんとに些細な事過ぎて逆にどんな内容なのか、早くも楽しみにしています。
こちらも短編集と合わせてお楽しみください!

 

忙しい皆さん!
あなたも読んだら、ふと思い出し笑いで心がリセットされるはず!
癒されますよ~!