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全裸ゾンビ男が不運女子の体をじか触り!ジャンプ新連載『アンデッドアンラック』が早くもレジェンド枠?

これ大丈夫なの?

と心配なぐらい強烈な漫画がジャンプに降臨した。

 

大体、伝説的な作品はしょっぱなに数々のスレスレラインを突破してくる。

冒険者一行がやらしいゴブリン達に襲われていきなり不幸な目にあう『ゴブリンスレイヤー』。

少年少女がいきなり仲間どうしで殺しあうことになる『あずみ』。

 

なにがタブーかをわかっていて、そこと切り結ぶという胸アツな作品たちだが、1月20日発売の「週刊少年ジャンプ」2月3日号であきらかにそういった香りのするヤバい作品が始まった。

 

その名も『アンデッドアンラック』。

不死(アンデッド)と不運(アンラック)の合わせ言葉となっているこちら。

 

「自分の身体に触れた相手に痛烈な不幸が起きてしまう」という不運女子が電車に飛び込もうとするところから話は始まる。

その設定だけでも十分にひとつの作品が成り立ちそうな要素ではあるが、ここからが異色中の異色。

「彼女の能力で自分のゾンビ人生を終わらせられるかも」と期待するゾンビ男が、もうべたべたべたべたとその不運女子につきまとい、あげくに胸をじか触りするという。

 

おい!

 

これ、めちゃめちゃ面白いじゃないですか。

このゾンビ男と不運女子は、それぞれ自己存在に悩んでいるわけですが。

その初期設定からどうするとそんなこと思いつくんだろう、というキャラ同士のニーズマッチが、たった1話の中で見事に昇華していきます。

 

しかもタブーすれすれだらけ。

読みながらそのタブーを感じていただきたいのですが、死生観、全裸、自傷、じか触り、とそういった刺激的な要素がハイテンションに楽しく扱われ、MCUもびっくりのアクション満載で展開します。

 

第一話目でキャラ同士の距離感のハードルを上げまくっていて、そういった“潔さ”も最高です。

 

「いい不運だった」という名言まで飛び出しまして、格好いいったらありゃしない。

早くもレジェンド枠として推させていただきます。

 

次号ではセンターカラーだそうで。

楽しみでたまりません。

 

 

週刊少年ジャンプ(8) 2020年 2/3 号 [雑誌]
著者: 
出版社:集英社
販売日:2020-01-20