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ドリフトだけに鋭いツッコミ!アツくて笑える『ドリキャン!!』は今イチオシ!

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ドリキャン!!第1話

 

1・ドリキャン!!

はい、というわけで、『ドリキャン!!』(千葉侑生)です。

 

ドリフト競技を題材にした漫画なのですが、

 

「そもそもドリフトって競技なの?」

 

という方も多いのでは。

 

また、ドリフトと聞くと、道交法に違反して夜な夜な危険走行をしているイメージがあるかもしれません。

 

ですが、本作の題材であるドリフト競技は法令順守ですのでご安心下さい。

ちゃんと実在する競技です。

 

正直、私自身、運転は好きではないですし車に興味もありません

ル・マンとパリダカの区別すらついていなかった

くらいモータースポーツの知識もありません。

 

それでもこの漫画は楽しい。

 

それってすごいことだと思いませんか?

 

2・ドリフト競技

そもそもドリフトとは、後輪もしくは4輪を滑らせる走行です。

滑りながらカーブを曲がっていくので非常にダイナミックですが、相当なテクニックを必要とします。

 

ドリフト競技は、

ドリフトのカッコよさを競う

モータースポーツです。

 

そう、他のモーターレースはタイムを競うものの中、極めて特殊な立ち位置ですね。

作中でも言われているように、スピードスケートとフィギュアスケートくらい違うものです。

 

単独演技である単走の他に、2台で競う追走という種目があります。

前者はドリフトの角度や速度を競うのでイメージしやすいかと思います。

 

一方、追走は、先行と後追いを順番で行います。

先行はベストな走りをし、後追いは先行に合わせたドリフトをします。

上のほうに必読という文字で示したように、つかず離れずドリフトしながらついていきます。

一歩間違えば大事故ですから、非常にテクニカルであることがわかるでしょう。

 

3・自動車部

そんなドリフト競技に挑むことになるのが、主人公・轟輪(とどろき・りん)。

ゆるふわキャンパスライフを夢見る大学の新入生ですが、ドリフトの天才であったために、半ば強引に自動車部に引き込まれます。

 

車好きすぎるの父親への反発から、天才的な運転テクニックを持ちながら、車嫌いの輪は、当初、ドリフト競技を忌避します。

しかし、イケメンの副部長につられて自動車部の活動に付き合っていくうち、競技の楽しさに目覚めていきます。

 

部員の一人でライバルとなる九条詩織の強引さと執念は特筆すべきものがあり、輪は彼女とぶつかりながら、お互いに高め合っていきます。

 

詩織に限らず、かつて競技中に大事故を起こしたことでトラウマを残す副部長、大怪我を負っていた部長、そしてその事故に責任を感じて退部した者、情熱はあるが腕が伴わず空回りする先輩など、部員それぞれにドラマがあり、それが混然一体となってドリフト競技の中で昇華されていく……。

 

とにかくアツい。

 

部活ものとしても、これほどアツい作品に出会えることはめったにないでしょう。

輪のゆるふわキャンパスライフとは違ってしまったけど、競技にかけるアツいアツい青春がここにはあります。

 

ジャンプ+にて全話無料公開中ですので、ぜひ読んでみてください。

 

 

 

※サムネイル画像はジャンプ+公式より