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【マンガ新聞大賞第4位】働くことに悩んだ時に力をくれる『チェイサーゲーム』が頼もしすぎる。

一生涯をかけて追い続けていく仕事を「ライフワーク」と言います。その対義語のように、食い扶持を稼ぐ方法なだけ、という意味での勤務を示す「ライスワーク」という言葉もあります。

 

一日の1/3以上の時間を使っている「仕事」。

その時間を「ライフワーク」とするか「ライスワーク」とするかは、あなた次第なんですよね。

 

毎日の忙しさの中で、「仕事」との関わり方について考えることもなくなっていきがちです。

社会人になった頃の自分を忘れ去ってしまう前に、働くことがつまらなくなってしまった時に、読んでほしい作品が『チェイサーゲーム』です。

 

『チェイサーゲーム』は、マンガ新聞レビュアーとしてもおなじみ、サイバーコネクトツー代表の松山洋さんが原作の「ゲーム業界お仕事マンガ」です。

 

しかし、ただのお仕事マンガじゃないところがスゴいのです。登場人物、企業、団体、これら実名でバシバシ出てきます。むろんサイバーコネクトツーに実際に勤務している社員も実名、食事をするお店も実名。通常、作品内では大人の都合で「LIME」などとぼやかして登場させているLINEもズバリ実名。

 

つまり、設定はドキュメンタリーとも言えるのです。そこにマンガならではのメインキャラを配置してドラマを引っ張っていきます。

 

頑張っているのに、アレコレと言われる時。

わかってない上司、先輩。

 

仕事をしていれば身に覚えのある局面が『チェイサーゲーム』に出てきます。ここまで公表していいの?というゲーム業界のリアルを描いているのに加えて、こうした誰にでもある仕事上、避けては通れない日常が働くすべての人に刺さるからです。

 

レビュアーに刺さりまくった作品

第1巻第2巻同時発売というのもインパクトが大きかったです。「昇格して新ポジションになった主人公」と「インターンでやってきた学生」のストーリーが一気に読めます。

 

すでに社会人になっている主人公も、これから社会人になろうとするインターンも、第1、2巻をとおして共通するテーマは「新しく仕事と対峙する」こと。

仕事の基本と向き合うお話です。

 

レビュアーの岡田篤宜さんは仕事場との相性などの理由から退社したばかりの時に『チェイサーゲーム』を読み、「自分と仕事」を見つめなおしました。

 

電子マンガ出版社ナンバーナイン代表の小林琢磨さんは、アグレッシブに新しいことに取り組んでいる社長として名高いレビュアーです。小林さんは若い方に仕事をしていくうえでの教科書だとしています。

 

とりあえず働いている。そんな気持ちで仕事をして楽しいですか? これでいいんですか? 毎日の仕事を楽しみ、充実させ、やり甲斐を感じるチャンスを与えてくれる作品、それが『チェイサーゲーム』なのです。

 

岡田さん、小林さんのレビューにその魅力が書かれています。ご覧ください。

 

仕事がつらい新入社員必読!誰かと一緒に働くことを教えてくれる『チェイサーゲーム』(レビュアー・岡田さん)

あなたには「こだわり」がありますか?

 

ないという方もいるでしょう。ただ、ぼくにはあります。

自分の心にしたがって行動するというものです。自分の心が正しいと判断したことを積極的に行い、そうでないことは拒否する。

 

このマンガに出てくるインターンの少年・黒田くんも、ぼくとは違いますが「こだわり」を強く持った子です。

ほかのインターンや社員の人と積極的に関わろうとすることはなく、ただ自分のスキルを磨くことに熱意を燃やしている少年。

議論になれば周りの都合や状況などを考えず、ただ「それは本当に面白いのか」といった質問などを繰り返してしまいます。

 

 

 

(C)CyberConnect2 Co., Ltd. (C)Hiroshi Matsuyama (C)2019 Gzbrain Inc.

 

 

(C)CyberConnect2 Co., Ltd. (C)Hiroshi Matsuyama (C)2019 Gzbrain Inc.

 

 

個人でモノづくりをするのであれば、それでも何の問題もありませんが、集団で作るとなればそうはいきません。

周囲とコミュニケーションを取りながら、協調しつつ取り組むことも必要になってきます。

それでも彼は自分の作るものにこだわりを持っていて、たとえ集団であったとしても、面白いと思えないものを作りたくないのです。

 

確かに、彼自身、未熟で幼いところも多くあります。作中でのお話を見ても、就業中はひとりっきりでいたり、飲み会に誘われても断ったりしてコミュニケーションを積極的にとりません。

 

ですが、そんな姿を含めて、ぼくは黒田くんが他人事とはとても思えないのです。

 

彼はとても純粋で、純粋すぎるがゆえに周りと折り合いをうまくつけることができず、自分の世界にこもって黙々と作業をしてしまう。

お恥ずかしながら自分にもこういう面があります。

他人との接し方が不器用なのです。だからコミュニケーションを取りたくても、上手い取り方がわからず距離を取ってしまう。

 

しかし、彼は努力していました。

彼の仕事に取り組む姿勢は本物でした。

ですから、幸いなことにそれを見てくれていた人はいたのです

 

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『チェイサーゲーム』は 社会人1年目の教科書だ!(レビュアー・小林さん)

はじめましての人もそうでない人もこんにちは!
仕事大好きっ子35歳。ナンバーナインの小林です。

 

僕は仕事が趣味みたいな人間なので、働く事こそが最高のエンターテインメントだって思っているし、実際毎日楽しくて仕方がない。

 

勿論、仕事をしていると、いい事ばかりではないし、大変な事の方が多い。

 

それでも困難な状況を乗り越えた時、仲間と一緒にプロジェクトを成功させた時、心の底から働いていて良かったなって思う。

毎日が文化祭の前日のような、ジェットコースターに揺られているような、そんな毎日を送っている。

 

人の価値観は人それぞれだから、僕の価値観を押し付けるつもりは一切ないが、個人的には仕事が楽しければ人生の8割は楽しいと思っている。

 

では仕事を楽しいと感じる為には何をすれば良いのか?

答えは「本気(ガチ)」になることだ!

 

『チェイサーゲーム』に登場するキャラクターたちはみんな本気(ガチ)である。

 

ゲーム開発会社を舞台に日々くり広げられる、若きクリエイターたちのほとばしる情熱が確かにある!

これが、この情熱こそが本気(ガチ)であり、仕事を楽しむたったひとつの真理なのだ。

 

社会人1年目の新卒に伝えたい。

不安? 焦燥?

そんなもん、『チェイサーゲーム』を読んでぶっ飛ばせ!

 

本気の出し方はすべて『チェイサーゲーム』に描かれている。

仕事ってのはこうやってやるもんだぜ!!

 

 

(C)CyberConnect2 Co., Ltd. (C)Hiroshi Matsuyama (C)2019 Gzbrain Inc.

(『チェイサーゲーム』 2巻より。僕が最も好きなシーンです。)

 

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チェイサーゲーム (1)
著者:松山 洋,松島 幸太朗
出版社:KADOKAWA
販売日:2019-09-13
チェイサーゲーム (2)
著者:松山 洋,松島 幸太朗
出版社:KADOKAWA
販売日:2019-09-13