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コミックエッセイの時代がきた!『私はカレン、日本に恋したフランス人』

最近、「コミックエッセイ」がおもしろい。

 

Twitterでも、日常のできごとをイラストやマンガでのレポートがよくバズっているではないか。

 

文字では表現しきれない情景も含めて、短時間で伝えられるコミックエッセイのフォーマットは、エンタメに溢れた今の世の中にベストマッチな気がするし、今後さらに伸びるジャンルなんじゃなかろうか。

 

ちょっとした日常を切りとったリアリティでクスっと笑えたり、ちょっと考えさせられちゃったりするけれど、サラっと終わって、濃すぎない塩梅がまたいい(子育てコミックエッセイなんかも大好きだ!)。

 

そんなコミックエッセイで、おすすめの新作を見つけてしまった……!

 

 

 

 

じゃんぽ~る西さんの『私はカレン、日本に恋したフランス人』

たまたま新刊を漁っていたら目にとまったのだけど、よくよく思い返すと私はカナダに住んでいたときに同氏のエッセイマンガ『パリ、愛してるぜ~』を読んだことがあった。

 

 

パリ、愛してるぜ〜
無料試し読み
著者:じゃんぽ~る西
出版社:飛鳥新社
販売日:2011-05-21

 

 

こちらのほうは、 じゃんぽ~る西さんがパリに移住したときの極貧生活エピソードをマンガでまとめたもので、私も当時海外移住したばかりだったので、全てのエピソードに共感しつつ勇気をもらったものだった。 

 

そんな同氏が、いつの間にかご結婚されお子様までいらっしゃるとは。今回紹介する『私はカレン、日本に恋したフランス人』は、紛れもなく、奥様であるカレンさんの視点で描かれる日本生活のエッセイなのだ! 

 

じゃんぽ~る西さんのTwitterでも少し読めるぞ!


 

フランス人であるカレンさんの目から見た日本の特異な部分や日本での働き方、育児など、日本生活のいろいろな場面が描かれている。

 

個人的に気になっていた結婚の馴れ初めもしっかり描かれていた(私見だが、日本人男性とフランス人女性のカップルは珍しい気がする)。

 

どうやって出合ったのか? と想像していたが、マンガという共通点があったのだそう。

しかも、なにやらフランスではマンガ家は「アーティスト」という扱いらしく、とにかく尊敬を集める存在なのだとか。

じゃんぽ~る西さん曰く「日本でリスペクトされるのは上位2%の漫画家のみ」との解説にも笑った! 

 

フランス人女性が日本を知り、その文化や技術に興味を持ち、チャンスを掴んで移住。

やがて家庭を持ち、子どもを育てながら日本で歳を重ねていく。

 

その始まりと現在がイラストエッセイという形でおもしろおかしくまとめられていて、最後はちょっとジーンとくるような、そんないい塩梅の一冊。

ぜひおすすめ!

 

そんな、作者のじゃんぽ~る西さんが「コミックエッセイ劇場」でWEB連載している子育てコミックエッセイ『理想の父にはなれないけれど』も良いぞー!
https://www.comic-essay.com/episode/248

 

 

 

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