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ダイレクトに全力でオススメするサッカー漫画『蒼のアインツ』

今回、紹介しますのは、サッカー漫画、それもゴールキーパーが主人公の漫画、『蒼のアインツ』(中村尚儁)です。

 

ステマが問題となる昨今

ですので先に言っておきますが、

 

僕は昔、中村尚儁先生のところで

アシスタントしてました

 

よし、これでステマじゃないな!

 

 

(もともと中村先生の『1/11 じゅういちぶんのいち』に僕の名前出てきますし、特に隠しもしてませんが)

 

 

それはさておき、

面白いからレビューするよ!

 

 

 

蒼のアインツ(1) (コミックDAYSコミックス)
著者:中村尚儁
出版社:講談社
販売日:2019-10-09

1・ゴールキーパーが主役ということ

 

さて、ゴールキーパー(以下:GK)が主役というのはゲームだと『イナズマイレブン』がありますが、漫画だとあまり聞きませんし、不思議に思うかもしれません。

日本代表ゴールキーパーはユニフォームが青くないですし

 

普通に考えて、GKが目立つということは、

 

敵から攻め込まれている

 

ということになります。

 

主人公の活躍はチームのピンチなわけですから、作劇の難易度が高いと言えるでしょう。

加えて、点を取りに行くポジションではありませんから、得点という形で活躍させるのも難しいと言えます。

 

では、この『蒼のアインツ』はどうかと言いますと、

 

ヒーローはピンチのときにやってくる

だから、GKはチームのピンチを救うヒーロー

 

という解釈なのです。

熱い!

 

 

2・ピンチに次ぐピンチ

 

そんなピンチを迎えうつのが、主人公・神谷蒼(かみや・あおい)。

W杯出場を夢見る弱冠20歳のGKです。

 

J1で万年下位だったチームを3位にけん引した手腕を買われ、日本代表に選出されます。

あくまでテストの意味で呼ばれたので、W杯メンバーとして選ばれたわけではありませんが、代表戦を見ていたドイツのクラブからオファーを受けます。

 

……と、こう書くとトントン拍子に聞こえるかもしれません。

しかし、実際には神谷が数々の試合でのピンチを、その強靭なメンタルで乗り越えてきた結果です。

 

移籍したドイツ2部リーグのチームに到着早々、彼をかってくれていた監督が解任されていることが発覚するというとんでもないピンチからスタート。

その後も言葉もまともに通じない新天地で、次々と彼をピンチが襲い続けます。

 

そう、ピンチは試合に限らないのです。

 

それでも、神谷は前を向きます。

 

人生のピンチにも真向、立ち向かう

 

これは本物のヒーローの物語と言えるでしょう。

 

3・燃えてヒーロー

 

そんな神谷蒼の姿は、彼の周りで壁にぶつかって諦めようとしていた人たちに勇気を与えます。

それはピッチ上に留まらず、試合外でも同じです。

彼のひたむきなプレーが、それを観た人たちの心もキャッチしてセーブする。

 

そして、この本を読んだ貴方にもそれは当てはまります。

貴方がもし人生の壁にぶつかった時に、この本を思い出して下さい。

きっと勇気をもらえることでしょう。

 

そう、彼は現実でもヒーローなのです!

 

 

 

蒼のアインツ(1) (コミックDAYSコミックス)
著者:中村尚儁
出版社:講談社
販売日:2019-10-09

なお、現在もコミックDAYSで好評連載中です。

個人的には18話がすごく好きなので、みんな観て……!

 

 

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