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異世界転生史上最強のチート「自衛隊」VS騎士団・ガレー船・飛竜=ヤバイ 男子の語彙を奪う謎の高揚感『日本国召喚』

戦争をしたいとも良いとも思いませんが、ミリタリーに惹かれるのは男の子の業というもの。

ゲームなら、『大戦略』シリーズ、『アフターバーナー』、『ファミコンウォーズ』、映像なら『戦国自衛隊』、『ガールズ&パンツァー』、映画『シンゴジラ』屈指の名シーン「武蔵小杉河岸自衛隊総火力戦」などと、遊びながら観ながら、戦う兵器たちや男たちに沸々と熱い目線を送ってしまうことは、最早やむを得ないことでしょう。

そんな、忘れかけていた熱さを、久々にそして一瞬で臨界点に到達させてくれる作品に出会いました。

今回ご紹介する『自衛隊召喚』……違った。『日本国召喚』です。


 

日本国召喚 1 (MFC)
著者:高野 千春,みのろう,toi8
出版社:KADOKAWA
販売日:2019-01-21

 

舞台はクワ・トイネ公国、田園風景と稲刈り日和のファンタジー国には、国軍の武装飛竜部隊が飛び交います。

西洋風石壁の城壁には居並ぶ弓隊、そこに飛来するは鉄の竜、いや6000万の日本人男子ならだれもが知る、対潜哨戒機P3C!?

どうでしょう、ちょっとグッときたでしょう?とにもかくにも、こちらの第1話試し読みをご覧ください。


>>>第1話として秀逸な『日本国召喚』第1話試し読み



ほらあなた、今P3C!って叫んでしまいませんでしたか? 私は叫びましたw

ここでいずも!w」って、萌えませんでしたか?

もう、男の子はたまんないわけですよ。


兵装の無いP3Cは哨戒機です。もちろん戦う気など無いわけで、攻撃体制の飛竜に対して急上昇で高高度へ戦闘回避、大量の写真やデータを持ち帰ったことでしょう。などと、妄想する流れがまた良い。

 

異世界ファンタジー屈指のチート「陸海空自」揃い踏みがヤバイ

ある日、日本国が国土ごとまるまるこの世界の海に転移しました。

異世界もので言う主人公が現世で死んで転生するところを、ほとんど『日本以外全部沈没』のノリで国ごとリープしたというところでしょうか。すぐに課題となったのが、我が国の食料自給率の低さのようです。

幸い、最も近くにあった隣国はクワ・トイネ公国(鍬と稲なんでしょう)、豊穣の神の祝福を受けたこの世界屈指の農産国です。少しずつ相互理解をはかりながら、国交を樹立する2国。

そして、こちらは幸か不幸か、近隣の好戦的な大国ロウリアがクワトイネの豊かな土壌欲しさに大軍を起こします。

他国の戦争には原則として手を出せない平和憲法を持つ日本は、集団的自衛権の行使もままならず、色々苦労しながらも、なんとか武力干渉が可能なスキームを構築し、大義名分を立てます。この辺りは、『シンゴジラ』で官僚たちが苦労の末に、ゴジラに対して武力行使の名目を議論する所に似た楽しさがあります。

その後、もともと圧倒的戦力であったロウリアの誇る、陸海空の大軍団と、自衛隊の陸海空戦力が衝突します。

空 vs 海:250騎の武装飛竜隊 vs 遠中近allOK対空戦闘の化物「イージス艦」

海 vs 海:ガレー船を中心とした4400隻の大船団 vs ヘリ搭載空母「いずも」を旗艦とする海自一個船団

陸 vs 空:威力偵察中に難民を襲う軽騎士隊 vs ベトナムの悪夢、凶悪対地能力な戦闘ヘリ「コブラ」

陸 vs 陸:騎士2万騎(ロウリア主力) vs 「MLRS」(多連装ロケット砲)と現世の条約禁止兵器・クラスター爆弾

空 vs 空:哨戒に出た飛竜数騎 vs 自衛隊最強の航空戦力「F-15J イーグル」

ちょっと書き過ぎな気もするんですが、とにかくこれ全部絵で見ると本当にたぎるんですよ、イーグル見た時には、私は涙目になりましたよ。

やばいのです。やばそうでないですか?(悲鳴)

完全に語彙を失ってしまいましたが、とにかく既刊の第2巻まで読んでください、もう。

おそらく、神竜の加護とか広域破壊大魔法とか通常攻撃が全体攻撃で2回攻撃(それも好きなんですけど)などとは、別種のアドレナリンが排出されることと思います。ご堪能下さい。

(個人的に超絶萌えた、エルフとコブラの図。欲しい、凄く欲しい。)

 

 

この作品は、絵面が強烈なので、是非公式Twitterさんにはコミックの画像を沢山チラ見せして欲しいなと思いました。何卒よろしくお願いいたします。

 

日本国召喚 2 (MFC)
著者:高野 千春,みのろう,toi8
出版社:KADOKAWA
販売日:2019-08-23