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働くことが大好きだっていいじゃないか!『グッドジョブ』という人生賛歌

みなさん、仕事は楽しいですか?

 

僕はおかげさまで『マンガ』っていう自分の“好き”を仕事にしていますが、それでも辛いことや、面白くないこと、くじけそうなことが毎日襲ってきます。

 

仕事って大変ですよね?

 

でも、そんな仕事の中でも、ふと訪れた楽しいことや、苦労が報われた時の達成感は何物にも変えられない‼︎ なんて瞬間もきっと有ったりしますよね?ね?

 

 

GOODJOB【グッドジョブ】 1
著者:本宮ひろ志
出版社:サード・ライン
販売日:2019-06-21

 

 

今回ご紹介するのは、本宮ひろ志 作画/高野洋 原作でwebコミック「となりのヤングジャンプ」にて好評連載中の作品『グッドジョブ』です。

 

本宮センセイは大ヒット作『サラリーマン金太郎』を筆頭に数々の名作を世に出しているジャンプ黎明期からの大ベテラン作家です。

 

原作の高野洋センセイも『国境を駆ける医師イコマ』などをヤングジャンプで連載をされていました。

 

サラリーマン金太郎 第1巻
著者:本宮 ひろ志
出版社:サード・ライン
販売日:2012-10-13
国境を駆ける医師イコマ 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)
著者:高野洋
出版社:集英社
販売日:2017-09-01

 

 

本作は税理士や配送員に消防士、介護士や銀行員、果てはマンガアシスタントなど、様々な商業を舞台に、そこで働きながら生きる主人公たちの迷いや葛藤、戦いを描く「働く人たちのオムニバス集」的な労働マンガ作品です。

 

今の日本の人口は約1億2千万人で大人も子どもも男女みんなが一人一人の人生を生きていて、それぞれにそれぞれの人生という大河ドラマを生きています。

 

そんな働く人たちのドラマを描いた本作なんですが、正直言って今の世の中でこういう作品ってあんまり受け入れられる感じでは無いですよね。

 

よく言えば「熱い」熱量をもった作品なのは間違いないのですが、悪く言うと「説教臭い」とか「そんな時代じゃないんだよ」って感じということになります。

 

でも考えてみたら、今の日本で仕事が嫌われる要因って、実は働くことそのものではないんですよね。

 

ハラスメントや成果や結果が評価されない、とか賃金として還ってこない、とか。

 

労働時間が長すぎるとか残業代が支払われないっていう、本来是正されていて当たり前のことがされない、実はそんなところが解決されれば働くことって楽しくなると僕は思うんですよね。

 

もちろん是正されるべきがされたとしても、仕事には苦労がついて回るのは当たり前。

でも、きっと仕事に対する気持ちが変わってくるのかもしれません。

 

この作品のエピソードはどれも、どこかマンガ的な展開で夢物語的なお話になっているところもあるかもしれません。

 

しかし、なんでもかんでも現実に即してないことを理由に、「未来への希望を描く」ことまでも否定をして描かれた、リアリティだらけ、辛い厳しいだけの世界はマンガとして面白いものとは言えないですよね?

それは、みんなが今、『辛い!苦しい!』って言っている世の中と変わらないじゃないですか。

 

本宮センセイはきっと作中で、そんな世の中に対してイメージをしてメッセージを送っているんじゃないかと思います。

 

「もっとこうなったらいいんじゃないか?」

「こんな未来の方がおもしろいよな」

「こんなことがあったらドキドキしない?」

 

そんな未来への希望を描いているのだと僕はこの作品を読んで感じました。

 

「働き方改革」なんていわれてますが、仕事の中でしか生きられな人も世の中には沢山います。

日本ではこれだけの人が働いています。仕事が楽しい人、そうじゃない人、どっちもいます。

 

どっちが良いとか悪いとかそういうお話じゃなく、価値観の問題なのかと思います。

 

仕事が辛い、厳しい、続けたくない……。そんな人に読んでもらいたいです。

遊びも大事、仕事も頑張る。そんな世の中になっていくといいですね。

 

 

さてそんな世の中で「遊びを仕事にしてしまった」僕のお店コミックサロン『G.I.F.T.』。

実は今どんどん居心地がよいお店になってきてます。

マンガだけじゃなくていろんな遊びが格安で楽しめる当店で、遊びや仕事をみんなで熱く語り合ってみませんか?