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可愛いとSFのマリアージュ『リトルラボ』の描くキンミライは夢のおもちゃ箱

「SF作品&かわいい女の子」ってそれだけでもうおなか一杯なのに、さらにおもしろかったりしたらそれってもう無敵じゃん?

……ってのが本日のレビューの主題です。

 

 

リトルラボ 1
著者:杉谷庄吾[人間プラモ]
出版社:宙出版
販売日:2019-07-05

 

 

本作『リトルラボ』の作者の杉谷省吾[人間プラモ]センセイは名作『映画大好きポンポさん』がデビュー作。

普段はプロダクショングッドブック所属のイラストレーター兼マンガ家ということらしいです。

 

この『リトルラボ』は2010年頃から描かれていた作品をまとめたいわゆる“短編集”となります。

 

それぞれのエピソードにてそれぞれのキャラクターが大活躍をしますが、見どころは何といっても可憐な少女たちです。

 

 

舞台は近未来の、ここではないどこか。

そんな近未来で戦ったり、お仕事したり、転生したりするファンタジーな作品集です。

 

そんな中でも僕のお気に入りは第1巻収録の『SQUAD5+5』。

 

内容は一人前のレスキューレンジャーを目指す5人の少年少女たちの物語。

5人にはそれぞれレスキューをサポートするための相棒ロボットがついていて日々切磋琢磨しながら腕を磨いています。

 

物語の核になるのは訓練中に起きた事故に五人が未熟ながらも力を合わせて立ち向かうシーンになります。少年ジャンプ的で仮面ライダーとかスーパー戦隊的な要素は、大きなお友達な僕らにはご褒美で大好物です。

 

絵柄が人を選ぶところはあるものの、キャラクターや舞台設定や少年ジャンプや特撮ヒーロー物に通じるストーリー展開は、色眼鏡を外して食わず嫌いせずに読んでもらえれば、その良さにきっと気づいてもらえると思います。

 

この作者、ほんとにただものじゃねぇ!

 

他にも魔法探偵な少女が猫耳姿(かわいい)になって、ニャンと一発事件を解決する物語『魔法探偵 ひ魔りちゃん』。

 

近未来的における命の終わりとその後という哲学的なテーマを軽快に描いた『ナーストタナトス』。

 

といったような作品など、考えさせられながらもテンポよくかつ登場人物の可愛さにSF要素のワクワクをふんだんに盛り込んだこの短編集は現在第2巻まで刊行されていて、冬には3巻目も発売予定です。

 

そして前述の『映画大好きポンポさん』も映画化が決定しており、この杉谷ワールドはどんどん広まって言っています。

 

乗るしかない!この大波に!

 

 

映画大好きポンポさん (MFC ジーンピクシブシリーズ)
著者:杉谷 庄吾【人間プラモ】
出版社:KADOKAWA
販売日:2017-08-26

 

 

映画もマンガも大好物な僕のお店コミックサロン『G.I.F.T.』は様々な映像化された作品についても、たくさんおしゃべりできる空間です。

岡山駅から10分圏内とアクセス良好!

みんなのオススメをぜひ聞かせに来てくださいね!!

 

 

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