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本能寺で生き残った織田信長は世界を手中に収めるか!?『夢幻の如く』(全12巻)を推す3つの理由

はじめまして!

ゲーム会社で日夜ゲーム運営をしているアッサーと申します。

今回ご縁あり、レビュアーとして好きな漫画についてお話しさせていただければと思います。

 

今回レビューさせていただくのは『サラリーマン金太郎』『俺の空』などを手がけた本宮ひろ志先生の隠れた名作『夢幻の如く』(全12巻)です。

本作品は、歴史好きの誰もが妄想するであろう「もし織田信長が本能寺の変で死んでいなければ……」を描いた戦国漫画になります。

あらすじ

明智光秀により本能寺の変で自害するはずの織田信長が「天からの一筋の光」に導かれ、森蘭丸とともに生き延びる。

その後、生きていることを隠しながら羽柴秀吉の天下取りに協力する信長は、世界征服を果たすため、モンゴル、中国、ヨーロッパと攻略していく……。

私がオススメする3つの理由

①信長が生きていたら、という妄想爆発度合い

歴史好きが妄想するであろう織田信長が本能寺の変で死んでいなければ……を本作品は本宮ひろ志先生が描いています。

 

苛烈で恐れの象徴でもある一方、人間臭く人誑しな側面もある織田信長は、敵を容赦無く切り捨てつつ、時に仲間の裏切りを許し、天下取りを進めていきます。

 

そして、敵であった徳川家康やヌルハチ(清の初代皇帝)などを従え、本来の歴史ではありえなかった世界征服に乗り込んでいく姿はワクワクが止まりません!

 

②スケールがめちゃでかい

信長はたった2~3000人の兵でモンゴルに向かい、征服を進めていきます。

しかし、戦を通じてモンゴルを征服するのではなく、モンゴルの部族たちに認めてもらうためにチンギスハーンの遺産を手に入れに行ったりと、武将としての強さだけではなく、人間力を武器に世界を征服していきます!

 

そして、当時もっとも力があったヨーロッパのイングランド女王エリザベス一世やスペイン国王フェリペ二世など世界が、「織田信長」を脅威に感じていきます。

 

③織田信長以外のキャラクターの魅力

信長以外のキャラクターとしても雷帝イワンが本作の敵として登場、器が小さく狡猾な羽柴秀吉、信長に謀反を起こす徳川家康、信長の命を狙い続ける明智光秀、東洋人を馬鹿にして見くびっているヨーロッパ諸国の王族など、魅力的なキャラクターが多いです。

 

さらに、本作では架空の信長の息子が登場し、その子の成長も面白さのひとつになります!

 

歴史好き、織田信長好き、本宮ひろ志好きな方は是非一度読んでみてください!

 

 

夢幻の如く 1 (集英社文庫(コミック版))
著者:本宮 ひろ志
出版社:集英社