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『ダンジョン飯』を読んだ私がドラクエウォーク食べたいモンスター・ベスト5はこれだ!!
2019年9月12日、ついに配信となったドラゴンクエストウォーク。
皆さん、歩いてますか? 私はゴリッゴリに歩いてます!!!
 
まさかダンジョンを歩いているような体験ができる時代が来るなんて、スゴすぎて子供の頃の自分に教えてあげたいです。
そして、まさか深夜にスマホ片手にクエスト目指して徘徊する40代になるなんて、ヤバすぎて子供の頃の自分には、絶対に教えたくないです。
 
そんな感じでおよそ一ヶ月間 歩き倒している中、ふと気づいたのです。
 
「このモンスターは美味しそうだ」と思いながら倒している自分に!!
 
「いや、ちょっと意味分かんないです」と思う方は、あの名作にまだ触れていない人ですね? 大ヒットグルメ&異世界マンガ『ダンジョン飯』を読んでないマンガ好きの風上にも置けない人だ!!
 
ちょうどドラクエウォーク配信直後に最新刊の第8巻が発売になりまして、当然速攻読んだんですけど、それ以降、モンスターが「食材」に見えて仕方がないんです。
 
 
ダンジョン飯 8巻 (ハルタコミックス)
著者:九井 諒子
出版社:KADOKAWA
販売日:2019-09-14
 
 
『ダンジョン飯』は、強すぎるレッドドラゴンに襲われて一文無しになった冒険者たちが、その時にドラゴンに食べられてしまったと思われる仲間を救うべく、再びダンジョンに挑むというストーリー。

消化される前に救出すれば、後は呪文で生き返ることができるという寸法です! 

ただし、無一文なので食料の準備ができない……「食べ物がないなら、モンスターを食べればいいじゃない!?」と、現地調達でモンスターを食べてみることにするが、果たして……!?という、なんとも現実的かつ革新的な設定の作品。

 

 

 

 
こんな奇想天外な設定が、日常にファンタジーを潜り込ませる天才・九井諒子先生の手にかかると、とんでもなく面白い作品に昇華するんです。「えええ!? そ、そのモンスターを食べるの!?」というものもあり、最近ではグルメだけではないドラマティックな展開もありと、どんどんのめり込んでしまう名作です。
 
何が素敵って、モンスターを狩ってただ焼いて食べる、そんな簡単なもんじゃないところにグッとくるんです。九井先生は、モンスターの身体の作りを、細部まで綿密に練り上げていらっしゃるんです。
 
例えばみんなが知っているスライム。
なんとなく、見た目の雰囲気だけで「涼しげなので、山梨の夏の銘菓、金精軒の水信玄餅みたいな食感がしてスイーツにうってつけ!」くらいじゃ詰めが甘い。
この『ダンジョン飯』では、スライムの内部構成なのかも説明されており、結果どのように調理するのがベストなのかまで描かれているのです。九井先生、天才だ!
 
 
 
 
そんな細かい設定の『ダンジョン飯』を読んだ後にドラクエウォークをプレイすると、どうしても食べたくなるんですよ、モンスターを!!
特に獣系のモンスターを倒す時とか、「メラでちょっと弱めに焼いてレアで……」とか妄想せざるを得ません。作中でモンスターへの偏愛がすぎる主人公・ライオスに近い心理状態に陥ってしまうんです。
 
かつてそんな目線でドラクエをプレイしたこと、ありますか? 完全に狩りですよ狩り。
私のパーティーは、レベルアップやクエストクリアのためだけに戦っているんじゃない。食材確保のために戦っているんです!!
 
せっかくなので、私が思うドラクエウォークに出てくる、ぜひ食べてみたいモンスターのベスト5を挙げておきますね!
 

5位 おおくちばし

鳥の頭に足が生えたモンスターなんですけど、考え方によっては ほぼ鶏モモ肉。常に細かい上下動を繰り返しているその足は、程よくふっくら良い肉付きをしていますので、きっと引き締まりつつ脂が乗った最高のコンフィーになるのではないでしょうか。
 
 

4位 ひとくいばこ

ミミック系も『ダンジョン飯』で食べてみたくなったモンスターです。『ダンジョン飯』ではまさかの形態のモンスターが中に入っていましたが、ドラクエに出てくる「ひとくいばこ」は果たして、中身はどんな感じなのか……!! 大きな赤い舌を出しているんですけど、ひとくいばこタンは果たして上タン足りうる味なのでしょうか!? 食べてみたい!!!
 
 

3位 いっかくウサギ

脂の乗ったウサギ肉を味わえそうなポッチャリ★ボディが魅力的。一角獣のような角からも良い出汁がとれそうな予感がします。
ウサギ肉は、ジビエの中でもちょっと血っぽい味が特徴だと思うんですが、数多の戦いをくぐり抜けた いっかくウサギも、その血味も濃くてジビエっぽさを強めに楽しめるのではないでしょうか。
 
 

2位 ビックハット

新鮮なイノシシのお肉って、臭みもなくて柔らかくて最高なんです。ビックハットは、大きな帽子で身体を保護していますので、その優しさに包まれている感じがきっとお肉をより柔らかくしているような気がするんですよね。
同じイノシシ系の顔のオークはダメ。見るからに筋張っていて、歯と歯の間に筋が挟まってしまう感じがします。あ、でもモツなら美味しいかも! マタギが熊狩りでやるように、狩りたてホヤホヤの新鮮なレバーを川でサッと洗って食べるとか、良さそうですね!!
 
 

1位 さまようよろい

『ダンジョン飯』の世界の中で、驚くべき方法で動いていることが分かった鎧系モンスター。絶対に食材に見えるわけない金属の身体に対して、まさか「ちょっと食べてみたい……」と思う日が来るなんて……マンガって本当に人生に多大なる影響を与えますよね…!
ああ、いつか食べたいなあ……せっかくダンジョン冒険気分で街を歩けるようになったんですから、そういうコンセプトレストランがあったら間違いなく楽しくないですか!?ルイーダの酒場とはまたちょっと趣向の違う感じで絶対楽しいと思うんです。
 
ドラクエとダンジョン飯で夢の競演を……! お願い、KADOKAWA様! スクエニ様!!
 
すみません、食欲をビックリするくらい垂れ流してしまった……!
とにかく、往年の大ヒットゲームをも全く違う目線で楽しませてしまうパワーを持つ『ダンジョン飯』。ドラクエウォークが何倍も楽しくなること請け合いです!!
 
一緒にモンスターの味を妄想しながら歩き倒しませんか!?
 
 
 
ダンジョン飯 1巻 (HARTA COMIX)
著者:九井 諒子
出版社:KADOKAWA
販売日:2015-01-15

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