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弱者が強者に勝つ唯一の秘訣教えます!『神様のバレー』に学ぶ正しい戦い方。

弱小チームが強豪チームに勝つために最も必要なのは戦い方です。

それも、完全に正しい戦い方でなくてはいけません。

 

「諦めないこと」とか「気合いと根性」みたいな精神論ではなくて、ちゃんとしたデータや分析による理論こそが、小が大を倒す秘訣です。

正にK.U.F.U=工夫です。

 

 

神様のバレー 1巻 (芳文社コミックス)
著者:渡辺ツルヤ
出版社:芳文社
販売日:2014-06-27

 

 

と、いうわけで本日ご紹介するのは最新の第20巻が発売されたばかりの『神様のバレー』です。

作者は以前にレビューでご紹介した『ハルカの陶』の西崎泰正センセイ。

原作は渡辺ツルヤ氏が担当しており、『週刊漫画TIMES』にて連載中の作品です。

 

主人公の阿月総一は、実業団チームの凄腕アナリスト(=分析家)。

相手の弱点を分析し、相手が嫌がるプレイを仕掛ける「嫌がらせの天才」で、チームを二度に渡り優勝に導いた功労者ですが、本当に狙っているのは「全日本」の監督です。

 

問題はその歯に衣着せぬ発言や素行不良。

自身の事を『俺様』『神』と称し、罵詈雑言が当たり前。

なるほどナショナルチームを任せるには心配になります。

 

そんな阿月に課せられたのは万年1回戦負けの弱小チーム。それも社会人ではなくて「中学生チーム」を全国制覇に導くこと。

 

普通に考えれば、難易度は最高クラスの無理ゲーですが、阿月は見事に弱小チームを「勝てるチーム」に変えて見せます。

 

精神論ではなく、勝つための戦術を授けられたメンバーは、地区大会を勝ち抜き、全国大会へ。

そしてついには、日本一の座と全日本監督へのキップをかけた試合が始まるのでした。

 

 

神様のバレー 20巻 (芳文社コミックス)
著者:渡辺ツルヤ
出版社:芳文社
販売日:2019-09-13

 

 

弱小チームが強豪チームをぶっ倒す。

所謂「ジャイアント・キリング」ものは特にスポーツマンガとは相性がよいため、枚挙に暇がないくらいあります。

また、バレーボールマンガも少なくありません。

しかし本作が一味違うのは、実際の理論と経験に基づいたガチンコ作品だということです(原作の渡辺センセイはバレーボール経験者!)。

少年マンガとはちょっと違った視点からのスポーツマンガとしてオススメです。

 

そして、このコンビによって描かれた作品『ハルカの陶』がいよいよ11月から全国公開されます!(以前にもレビューを書きました!)

 

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