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子育て中の女性漫画家がバイク免許に挑戦!『どこまで行けるかな?』で二輪免許が欲しくなる!?

今は個人の多様性や男女の公平さを推し進める時代です。

旧態依然の「男らしさ」とか「女らしさ」なんて価値観は、どんどん変化し、崩れ、新しく立て直されていっています。

 

今でこそあり得ない話ですが、昔は女性がバイクに乗るなんてことは想定されていなくて、もしも乗っている女性がいたならば、やれ野蛮だとか、不良だ、なんて非難されていたのです。

 

そんな時代も過去のこと。

今日では本当に女性ライダーが増えました。とてもとても良いことです。

 

さて、そんなわけで本日ご紹介するのはあのガールズバイクマンガ!……ではなくて、こちらの作品になります!

 

 

どこまで行けるかな? (BE・LOVEコミックス)
著者:藤末さくら
出版社:講談社
販売日:2013-11-15

 

 

作者の藤末さくらセンセイは『アノ子と一緒』や『春夏秋冬Days』などを描いた少女マンガ家。

本作は、藤末センセイが一念発起して二輪免許を取得するため、教習所で四苦八苦する様子を描いたエッセイマンガです。

 

教習所ってやっぱり独特の緊張感がありますよね。

僕も経験ありますが、二輪受講者の待合室って別棟だったりして、なんだかどんよりしてたりしてるんですよね……。

 

マジか!バイク禁止の時代

というのも、また昔話になりますが、1980年代前後、暴走族や校内暴力が全国で大発生して問題になっていました。

バイクの違法・不良運転のため、死傷者も多かった時代です。

 

そのため「3ない運動」というものができました。

「免許を取らせない、バイクを買わせない、運転をさせない」

の禁止三原則のスローガンです。

世論が「3ない運動」に賛同するにつけ、バイク業界もテレビCMを自粛する動きになりました。

 

さすがにいい加減こんな偏見に満ちたアホらしい運動はおかしいだろう、ということで、今日では運動自体が見直さています。良いことです。というか、当たり前です。

 

女性ライダーの時代がやってきた!

お話が脱線しましたが、本作の発売が2012年。この頃には女性がバイクに乗ることも市民権を得ています。

 

昔から憧れていたバイクで風を切る爽快感。

想いのままに走る喜び。

どこまでも遠くへ行ける自由。

 

作者は、子育てが一段落した主婦ライダーや、積極的にバイクに乗って楽しんでいる女性に刺激されて、ついに自分でもバイクを乗りこなしたいと思うに至ります。

 

となると早速、教習所へ!

 

実録「教習所あるある」

じつは僕がこの作品に出会ったのも、二輪免許を取得するためにいろいろ調べていた時でした。

エッセイ形式なので具体的な技術解説とかがあるわけではないんですけど、いわゆる「教習所あるある」的なネタが散りばめられていて、男性でも非常に読みやすい!

 

作者の藤末センセイはその後、なんと大型免許まで取得されているとのことです。すごい……。

 

「挑戦することを恐れない!」

なんていうとちょっと大げさですけど、バイクに乗って駆け抜けるとめっちゃ気持ちがいいんです。

今って教習所の教官も優しいらしいですよ。

皆さんもこの機会に免許取得どうですか?

 

 

そんなバイク乗りの僕が最近欲しいのは通勤用の原付バイク!

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