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週間レビューランキング!(7月15日~21日)第1位は「死ぬ前に1回セックスしたい!」童貞の執念が描かれる若杉公徳新作『明日のエサ キミだから』

 

みなさん、こんにちは。マンガ新聞編集部です。

本日は2019年7月第3週(7/15~7/21)の1週間で、人気が高かったレビュー記事TOP3の内容を一部抜粋してお送りいたします!今回は腹を抱えて笑えるような作品から、我々が忘れがちな大切なことを思い出させてくれる漫画がランクインいたしました。

 

早速チェックいたしましょう!気になるランキングはこちら!

第1位:「死ぬ前に1回くらいセックスしたい!」童貞の執念が奇跡を起こす!『明日のエサ キミだから』

明日のエサ キミだから(1) (ヤンマガKCスペシャル)
著者:若杉 公徳
出版社:講談社
販売日:2019-02-06

 

みなさんは自分の価値って考えたことがありますか?
クラスの中で価値のない人間から順に死んでいくとしたら、自分は何番目に来るんでしょうか?

 

本作はそういうお話です。

 

・『みんな! エスパーだよ!』の若杉公徳先生が描く新連載!

 

『明日のエサ キミだから』は学校に突如現れたバケモノによって校内に閉じ込められた生徒たちを描いた、月刊『ヤングマガジン』で連載中のサバイバルストーリーです。

 

 

 

バケモノの正体は不明。
唯一わかっていることは「1日ひとり、人間を食べる」ということだけ。

校内に残ったわずかな生徒たちは、救援が来るまでの日々を生き延びるため、1日ひとりの「いけにえ」をバケモノに差し出すことにしたのです。

 

『デトロイト・メタル・シティ』『ライミングマン』『みんな! エスパーだよ!』など、等身大の主人公を描いてきた若杉公徳先生ですが、今回の主人公はその中でも、最弱と言える存在。

勉強も運動もできず、強烈な個性もなく、もちろん超能力も使えません。

 

校内カースト的にも最下位の彼が、この「いけにえ」に選ばれるのも当然の流れといえるでしょう。

 

明日のエサ キミだから よろしく

 

第1話から、はっきりと死刑宣告された主人公。
しかしながら、絶体絶命のピンチの中を彼は運と機転で生き延び続けていきます。

 

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一日一回、クラスの中から生贄を選ばなければならないというヘビーな世界観の本作。

一度でも若杉先生の作品に触れたことのある方ならば、少なからず今回の作風に戸惑いを覚えるのではないでしょうか。

しかし、そんな心配も無用!本作も余すことなく例の若杉節が炸裂しておりますので、気になる方はこちらの【試し読み】をチェックしてみてください!

 

第2位:父はスパイ、母は殺し屋、娘が超能力者!秘密を隠しあう〈偽りの家族〉が世界の危機に立ち向かう!『SPY×FAMILY』

SPY×FAMILY 1 (ジャンプコミックス)
著者:遠藤 達哉
出版社:集英社
販売日:2019-07-04

 

男の名は「ロイド・フォージャー」、職業:精神科医。

妻と2年前に死別して以来、男手ひとつで娘の「アーニャ」を育ててきた彼は、亡き妻の遺志を継ぎ、「名門イーデン校」に娘を入学させようとする。

 

アーニャの健闘によって筆記試験の一次審査を通過したフォージャー家だったが、二次審査の面接が「父母揃っての出席」が必須条件だったことにより、ロイドは頭を悩ませる。

 

だがそんな時、ある女性と運命的な出会いをする。

女の名は「ヨル」、職業:公務員。

ロイドとヨルは会話を重ねるたびに意気投合し、トントン拍子で結婚することになる。

 

そして訪れた決戦の時=面接日。

はたしてフォージャー家は、無事に面接を通過することができるのだろうか……?

 

 

↑というのが、本作のあらすじ……

 

……ではありません。

 

上記はあくまで「世間から見たフォージャー家の姿」であり、本当の姿ではないのです。

 

では本当の姿は一体……?

 

>>>記事本文はこちら

 

今月の初旬に第1巻が発売された本作。まだ発売されてから日が浅いのにも関わらず、Amazonのレビューでは90%以上のユーザーが満足したと回答しております。

笑いあり、涙あり、そしてスリルありと聞いただけで心躍るような要素が組み込まれた本作ですが、一体どんな内容なのでしょうか。オリジナル記事の方で、気になるそのあらすじをチェックです!

 

第3位:【今週末選挙】選挙に行く本当の意味を知れるマンガはこれだ!

スラップスティック 1 (ビッグコミックス)
著者:青野 春秋
出版社:小学館
販売日:2015-09-11

 

・その手にある投票用紙は何のためか?

 

第25回参議院議員通常選挙戦の真っただ中、誰に一票を投じようか。どの政党を選択しようか。

そもそも投票に行くかどうか(行きましょう!)。

誰もが心の投票用紙を握りしめていることでしょう。 

 

自分の投票行動に、思想や軸を持っていれば一票の行き先は明確でしょう。また、何も考えず、誰かに言われるがままに入れる場合も同じです。

誰にも入れたくない、そもそも選挙に興味がないなんで言わないでください。 

 

そして、投票に行く前に、一度でいいので『スラップスティック』を読んでみてください。

ボードに掲出されたポスターに映るひとたち、政党が掲げる公約が、強い色彩を帯びて見えるようになります。 

 

・詰所で暮らすシングルマザー家庭。目標は「普通」になること

 

北関東で暮らす、血のつながらない家族の実話。

詰所で暮らす母親と二人の子どもは苗字が異なります。複数の仕事をかけ持ってもシングルマザーである家庭の生活は厳しく、子どもたちの心は荒んでいきます。 

 

暴力によって自分を守り、暴力によって自分を傷つけていく兄の目標は「普通」。

当たり前の「普通」がない子どもたちにとっては、夢よりも希望よりも「普通」という生活を欲します。

そして、常に「普通でない」ことで諍いが起こり、「普通でない」ために喧嘩が絶えません。 

 

・選挙に行くべき理由

 

こんな家庭があるのか。こんな子どもたちがいるのか。そんなことを考えながら読み進めて行けば、当然、私たちがたどり着く場所は決まってきます。

 

「どうしたらいいのだろうか」

 

それが本書が導く着地点だと思います。

そう、どうしたらいいのかを考えなければなりません。

そして、個人や団体でやれることにも限界があります。私たちは、自分のできる範囲のなかで、やれることをやりましょう。

 

しかし、自分の生活圏から遠く離れたところにも、同じように困っているひとたちがいるはずです。

日本の社会のどこにいたとしても、つらい状況にある子どもたちが、笑顔で未来に希望を持てるようにためには、どうしたらいいのか。

 

そう、選挙です!

 

目の前を通過した選挙カーから連呼されるのが、ただの「名前」なのか、それとも困っているひとたちを見据えた「施策」なのか。

 

公約として掲げられているものは、本当に本書に登場するひとたちの生活を少しでも良くするものなのかどうか。

SNSで発信されるコメントや映像は、日本の未来を見据えたものか。

または自分の選挙後の姿しか見てないのか。

 

候補者や施策を選ぶ視点や観点は、ひとにより本当に多岐に渡ります。

しかし、その視点のひとつ、観点のどこかに、『スラップスティック』で描かれる世界のひとたちのことを入れてください。

 

いま投票しようとしているその一票が、自分なりの最善の選択かどうか、投票のギリギリまでしっかり悩みましょう。

 

>>>記事本文はこちら

 

作者・青野春秋の子供時代がリアルに描かれ本作。

お世辞にも幸せとは言えないその様子は、ページをめくるたび心にずっしりとした重い何かがのしかかり、思わず目を背けてしまいたくなります。

しかし、これが我々の住む日本で起きた実話である以上、私たちに全くの関係のない出来事であるとは言えません。

こういった状況を変えるために私たちに何ができるのか。

そういった考えるきっかけを与えてくれる作品ですので、オリジナル記事や【試し読み】の方で一度チェックしてみてください。

 

* * * * *

 

以上が7/15~7/21の一週間で人気が高かったレビュー記事TOP3でした。

 

ギャグ漫画からアクション漫画、そして一風変わった家族漫画など色々なジャンルの作品がランクインしていましたね。

どれも良い作品ばかりですので、まだ読んでいないという人は必見ですよ!

 

うだるような暑さで心身ともに疲れ切った日も漫画さえあれば大丈夫!

お気に入りの作品と共に今年の夏も乗り切っていきましょう。