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もはや漫画の皮をかぶったスーパープレゼンテーション!秒速で笑える『おほまんが しお味』

どうも、ゲーム会社で広報やってます、ヤマチーこと山之内です。
好きな飲み物は常温の水です。

 

いきなりですが、

 

仕事がデキる人って話が短いですよね!

 

前置きなしで、いきなり結論!(ドンッ!) みたいな。

 

カップラーメンの3分すら待てなくて、「いつもカタ麺」みたいな、とにかく忙しいワレワレ現代人ですから、できれば手短に済ませたい。

 
そういうアナタにもおすすめのマンガ、あります!(ドンッ!)

秒速の笑いと癒しのあと味『おほまんが しお味』

おほまんが しお味
著者:おほしんたろう
出版社:KADOKAWA
販売日:2019-07-12

 

まず、マンガといいつつ、前置きどころか、ストーリーもないんですよね。
「そこ省いちゃったかぁー(ワビサビ)」と思ったアナタ!!

 

百聞は一見に如かずで、作者のTwitterをご覧ください↓

 

お分かりいただけただろうか?

 

こういうのがね、毎ページに載ってるんです。結論からズドンッ! なんです。楽しいですねー。

 

これはもはや、マンガという皮を被ったプレゼンテーションだ!

わたくし、社会人になりたての頃、上司に「企画書を作れ」と言われまして、必死でパワーポイントとにらめっこしていたわけです。

 

ミラミラ・ジョボジョボ・ビッチビチなぐらいに情報をこれでもかとテンコ盛りに詰め込んで、完成したスライドを上司に見せたところ…

 

「ちょいちょい! ヤマチー、文字多すぎー! 1スライドに1メッセージが基本でしょー!」

 

と怒られたわけです。知りませんでした。確かに、アップルの発表会とか見ててもそうですものね。
その点、この『おほまんが しお味』は、そのセオリーを完璧に則ってますから。

 

これはもはや、マンガという皮を被ったプレゼンテーションだ!」

 

「漫画界のTEDトークやぁー!」と感動してたら、となりにいた同僚が「要するに大喜利ですよね?」と。(チッ)皆まで言うな。

 

およそ1年分のボディーブロー!

そんなデキるビジネスマンみたいな本なんですが、「これはさすがに欲張り過ぎじゃない……?」と思うのが、

 

この本、320ページある!!

 

煩悩ですら108しかありませんから、その約3倍!!
あらやだ、 除夜の鐘が鳴りやまない !
 

1日に1ページ読んだとしたら、1年近くも楽しめるわけですからコスパがいい!(個人差があります)。

 

1ページ1ページはライトなボディーブローなんですが、320発も被弾するとさすがにアバラの1、2本もってかれる。私は、通勤中のバスの中で1本もってかれました。「もうすぐ終点かな?」と思って、ガードが甘くなったところを突かれました。

 

さて、そんな起承転結から起承転を省いたような、おほしんたろう先生の最新作『おほまんが しお味』ですが、「もうちょっとしっかりマンガ感を楽しみたい!」という比較的時間に余裕のあるアナタには、『学校と先生』もおすすめ! こちらは、ショートストーリー仕立ての連作集です。これがまたいいんだ。

2冊続けて読むと、シナジー効果抜群!

 

っていうか「しお味」って何なのよ……!?

 

>>>無料試し読みはこちらから

おほまんが しお味
著者:おほしんたろう
出版社:KADOKAWA
販売日:2019-07-12
学校と先生
著者:おほしんたろう
出版社:ナナロク社
販売日:2019-03-22