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【ラップ漫画8選!】HIP-HOP 韻 da COMICS!ラップとマンガの妙技をとくと味わえ!

YO 俺がレペゼンオカヤマシティ間違いないマンガの伝道師

マンガ新聞でも見せつけてる伝説級のDOOP HIT

本日も紹介君らの心に刻み付ける名作の数々心して読みな Yeah

 

というわけでライミングから始めた今回ですが、Abema TVで配信中のTV SHOW『フリースタイルダンジョン』から火が付いたラップブーム。

あるラッパー曰く、

 

“あの日の未来を超す時代が来たって言うんだから驚くぜ!”

 

ってくらい街にはラップが流れ、アイドルもラップする時代になりました。

 

かくいう私もラップは『今夜はブギーバック』や『DA・YO・NE』の頃から細々と聴いてきた人です。

乗るしかない、この波に!ってことで今回はそんなラップを取り扱ったマンガをご紹介したいと思います!! 

Check it up!!

 

日本語ラップの基礎を知るならこの1冊!

 

 

まず最初はこの作品。服部昇太センセイの『日ポン語ラップの美ー子ちゃん』です。

 

日本語ラップのことを知るためには、やっぱり日本語ラップがどういう歴史を辿って来たかをお勉強する必要があって、この作品はそういった意味で貴重な資料になります。

 

 

ちょっとお話を逸らして言うと、日本のヒップホップの歴史の始まりをどこに置くかは多少の議論の余地を残すところが多いものの、いとうせいこうやいわゆる“さんぴん世代”を第一次の始祖とするならば、日本のヒップホップ文化の始まりは1980年代の中頃からということになります。

 

その後メジャーシーンでは、先述の『今夜はブギーバック(小沢健二 feat.スチャダラパー)』や『DA・YO・NE(EAST END×YURI)』の大ヒットを挟んでDragon AshやRIP SLYME、KICK THE CAN CREWなどの第二次ブームを経て今新しい世代のブームが巻き起こっています。

 

 

『日ポン語ラップの美ー子ちゃん』では、そういった様々な世代をコミカルに描きつつ、読みやすくまとめられています。

 

他にもパンチラインやラップに欠かせないワードの解説などもしっかり収録されていますので非常にとっつきやすい入門書になってます!

 

 

フリースタイルバトルで成長していく主人公の物語『Change!』

Change!(1) (月刊少年マガジンコミックス)
著者:曽田正人
出版社:講談社
販売日:2018-03-16

 

 

続けてご紹介するのはこちら曽田正人センセイの最新作『Change!』です。

 

ラップに限らず“音楽”というのは解放とか自由への翼をさずけてくれるものです。

ラップは、特に自由に言葉を紡いでいき、普段の生活の中では言いにくいこともビートに乗せてなら吐き出せる。

それが最高の魅力のひとつだと思います。

 

この『Change!』では、人生を変えるほどの出逢いを果たした主人公が、言葉を武器に今までの自分を超えていきます。

 

本作はとにかく熱い!

男とか女とか年齢とかは関係ない、目の前の相手に言葉で自分自身をぶつけていくフリースタイルバトルは即興で言葉を紡いでいく戦いなので、自分自身が否応なく曝されます。

しかし、その中で主人公は言葉と自由な発想を武器に、フリースタイルバトルの世界へその身を投じていきます。

 

既刊は4巻。最新第5巻は8月16日にドロップです!

監修はMC晋平太。公式Twitterでは実際に作中のラップを披露してくれています!

 

 

 

 

音楽マンガといえばこの先生!『ライミングマン』

ライミングマン 1 (ヤングアニマルコミックス)
著者:若杉公徳
出版社:白泉社
販売日:2017-11-29

 

 

どんどん行きましょう続けてはあの『デトロイト・メタル・シティ』の若杉公徳センセイが描くヒップホップコミック『ライミングマン』です。

 

主人公は伝説のラッパー・シャカキングを父に持つフツーの高校生・踏男(ふみお)。

幼いころからラップの英才教育を受けてきた踏男は、ある日、嫌々ながらも踏み入れたフリースタイルバトルの世界でその才能を覚醒させます。

 

DMCを彷彿とさせる青春ストーリーです。クラブのステージ、路上、文化祭でのステージなど、ライブを重ねるごとに成長していく踏男と仲間たち。

ステージから見た景色は踏男を世界を変えていきます。

 

『Change!』にも通じますが、この『ライミングマン』も“ラップによる魂の開放”の物語。コミカル要素も強いですがキメル時はがっちりキメる名作です。

 

本作は完結・全4巻なので手に取りやすく読みやすいのではないでしょうか。

 

 

マンガとラップをリアルに繋げた作品『サウエとラップ~自由形~』

サウエとラップ~自由形~ 1 (少年チャンピオン・コミックス)
著者:陸井栄史
出版社:秋田書店
販売日:2017-07-07

 

 

『フリースタイルダンジョン』が2015年から放送され、人気を博してきた2017年にスタートした作品です。

僕の知っている限り近年のバトルブーム、ラップマンガの先駆者的な作品です。

 

とはいえ、内容は少年誌ということもあり、ドタバタ系のギャグマンガ仕立てになっています。

 

この作品では連載時に毎週ラッパーをゲストに招き、そのラッパーと主人公がフリースタイルバトルをする内容をYoutubeで実際に本人たちに行ってもらうという企画と連動していました。

残念ながら作品自体は1巻のみで完結してしまいましたが、マンガとラップを繋いだ架け橋になってくれた一作になっています。

 

 

まだまだあるぞ!ラップなマンガ

他にもラップマンガは実は今たくさんあります。

 

 

ラッパーに噛まれたらラッパーになる漫画 1巻【期間限定 無料お試し版】
著者:インカ帝国
出版社:LINE Digital Frontier
販売日:2019-06-28

 

 

先ごろスペシャルドラマが放映された『ラッパーに噛まれたらラッパーになる漫画』や……

 

 

キャッチャー・イン・ザ・ライム(1) (ビッグコミックス)
著者:背川昇
出版社:小学館
販売日:2018-03-02

 

 

女子高生×ラップ物語『チャッキャー・イン・ザ・ライム』は、たったの2巻の短い物語の中に青春の喜怒哀楽がぎゅっと詰まっています。

 

 

そして、最後に紹介するのがこの『丹沢すだちが此処にイル!』

 

丹沢すだちが此処にイル!(1) (週刊少年マガジンコミックス)
著者:額縁あいこ
出版社:講談社
販売日:2018-10-17

 

 

コミ障だってラップでなら喋れんだ!

コミカルなタッチで描いた『丹沢すだちが此処にイル!』はタイトル通り、イルマティックな作品です。

 

 

そして忘れてはいけないのがラッパーの相棒と言えば“DJ”です。

DJと言えばこちら↓

 

 

DJ道 (チャンピオンREDコミックス)
著者:ムラマツヒロキ
出版社:秋田書店
販売日:2018-07-20

 

 

まぁ厳密に言えば『DJ道』や『とんかつDJアゲ太郎』なんかはヒップホップDJとはちょっと毛色が違うんですけど、DJもなかなか理解されにくいポジションなので、こちらを読んでみてはいかがでしょうか?

 

 

とんかつDJアゲ太郎 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)
著者:イーピャオ
出版社:集英社
販売日:2015-02-04

 

 

* * * * *

 

といわけで、近頃突然増えてきた「ラップマンガ」の数々を今回はご紹介してみました。

 

今からでも遅くはないです。この機会にヒップホップにのめり込んでみませんか?

 

そんなヒップホップ大好き&11月にはCreepy Nutsも見に行く僕のお店、

コミックサロン『G.I.F.T.』には、今回ご紹介した作品はもちろん、なんとターンテーブルも置いてあります!

そして7月20日にはラップイベントも開催します。

この機会にご来店してみてください!

 


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