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【完結漫画】2019年6月発売『異世界食堂』『ORIGIN〈オリジン〉』など4作品をチョイス!

 

 

「ついに終わってしまった……」。

もっと読みたかった作品の最終巻を迎えるのは、ファンにとっては心にぽっかりと穴が空いてしまうものです。

始まりがあるというのは、終わりもあるということ。

今まで楽しませてもらって、ありがとうございます!という気持ちを込めて、4作品をピックアップします。

 

 

 

異世界食堂 第4巻

 

異世界食堂(4)(完) (ヤングガンガンコミックス)
無料試し読み
著者:犬塚 惇平
出版社:スクウェア・エニックス
販売日:2019-06-25

 

異世界×グルメ=ほっこり。

異世界モノが苦手な人でも『異世界食堂』だけは読み込んでいたという人が周囲に結構います。

飯テロ上等!と心構えをしていても、やっぱりやられてしまいましたね。

 

最終巻では「洋食のねこや」の全謎が明らかに。

土曜日の秘密とは?

アレッタのこれからは?

 

漫画が終わってしまっても『異世界食堂』は私たちの心のなかでフォーエバー!と思わせてくれるラストです。

 

 

>>>第一話試し読みはこちら

 

 

ORIGIN〈オリジン〉第10巻

 

ORIGIN(10) (ヤンマガKCスペシャル)
著者:Boichi
出版社:講談社
販売日:2019-06-06

 

 

連載開始から4年を経て、ついに完結です。

近未来を舞台にロボットと人間、感情と人工知能の対比を軸に、「人間とは」「リアルとは」を問いかけてきた作品。

連載中にはストーリーのスケールの大きさ、圧倒的な画力を評価されて文化庁メディア芸術祭賞マンガ部門で受賞もしています。

 

エロとバイオレンスとギャグが混在するこの世界は、じつは全10巻一気読みが一番満喫できました(個人の感想デス)。

 

 

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乙女戦争 ディーヴチー・ヴァールカ 第12巻

 

 

 

15世紀にチェコ(当時ボヘミア)で実際に起こった「フス戦争」をテーマにした歴史漫画。

壮絶な戦争を戦い抜く女兵士・シャールカが主人公ですが、タイトルからは想像できない戦争のエグさをこれでもかと描いています。

虐殺、拷問、レイプ、決闘……妊婦ですら普通に殺されてしまいます。

かの神聖ローマ帝国を相手に、奇策と草の根精神で下剋上をしていくフス派の活躍は、決して爽快な活劇ではありません。

「乙女」の欠片ももはやないゴリゴリさを、これでもかと与えてくれる作品。

かわいらしいキャラクターデザインやタイトルで敬遠してしまうのはもったいない読み応えです。

 

 

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ルーザーズ~日本初の週刊青年漫画誌の誕生~ 第3巻

 

 

むかしむかし、漫画はこどもの読みものでした。

もし「漫画アクション」という日本初の青年誌が誕生しなければ、今でも漫画は小さなこどもだけのものだったでしょう。

今、私たちがあらゆるジャンルの漫画を堪能できるのは、この雑誌の創刊なくしては語れません。

関係者への徹底的な取材をもとに、昭和時代を描くことに定評のある吉本浩二先生による本作は、漫画史を知るとともに「新しいことへ挑戦すること」の厳しさとワクワクを教えてくれるのです。

 

また双葉社の特設ページにある、キーマン中のキーマン、モンキー・パンチ先生の対談は面白いのでぜひ読んでみてください。

 

 

>>>第1巻試し読みはこちら

 

 

 

 

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異世界、SF、歴史、業界モノ、をラインアップしました。

「途中まで読んでいたけれど、続きはどうなってたのかな?」と思ったら、最終巻の発売を機に読み直してみるのもいいですね。

 

来月もまた気になる最終巻をお知らせします。

 

 

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