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週間レビューランキング!(5月21日~27日)第1位は色んな意味で問題ありのダークヒーロー『チェンソーマン』のレビュー記事!

みなさん、こんにちは。マンガ新聞編集部です。

本日は2019年5月21日~27日の7日間で、最も多く読まれたレビュー記事TOP3をダイジェスト版でご紹介いたします!

 

今回のランキングは色んな意味で“ヤバイ”ジャンルの作品ばかりでした(笑)

では、早速ご覧いただきましょう!気になるTOP3はこちら!!

第1位:『チェンソーマン』は新たな等身大ヒーロー像の観測気球か

チェンソーマン 2 (ジャンプコミックス)
無料試し読み
著者:藤本 タツキ
出版社:集英社
販売日:2019-05-02

 

ジャンプらしからぬジャンプ連載といわれて幕開けした『チェンソーマン』。

今月、待望の第2巻が発売されました。

 

手足が吹っ飛ぶわ、血しぶきが噴きあがるわで、少年読者には刺激が強いのではと大人の読者をヒヤリとさせてきました。

Twitterでは「グロすぎて打ち切りになったらどうしよう」という声も少なくありませんでした。

 

そんなファンに支えられて、藤本先生は絶好調にキャラと悪魔とお話をどんどん動かしています。

 

 

追う夢のスケールが小さすぎる主人公

 

主人公・デンジはジャンプでは異色のキャラといえるでしょう。

なんせ、夢のスケールがずば抜けて小さい!

パンにジャムを乗せて食べること→もう叶った。幸せ。

女の胸を揉むこと→約束取り付けた。幸せ。

 

ジャンプの主人公は、熱く、目標があり、不器用ながら努力で夢を勝ち取ろうとします。

NARUTOも火影を、ルフィーも世界一の海賊を、デクもヒーローを、と大きな夢を追ってきました。

しかし、このデンジは一味も二味も違います。

デンジの死闘を見たパートナーのパワーの言葉がそれを物語っています。

 

たかが胸を揉む為に……

こんな闘えるのか…?

 

連載、第1巻をお読みの方はデンジのことをよくご存じでしょう。

私はデンジを「新時代の脱力ヒーロー」とみています。

以下、深読みです。

 

>>>記事全文はこちら

 

『ファイアパンチ』の作者で知られる藤本 タツキ先生の最新作です!

ドン底の人生を送っていた主人公・デンジの運命はいかに?

グロすぎる描写も、いつの間にか病み付きなってしまうこと間違いなし!

 

第2位:おんなの脳みそはこうなっている!BLの世界を徹底的に考察する『絶対BLになる世界VS絶対BLになりたくない男』

 

人気作品は必ずBLに昇華する

 

ドラマ「きのう何食べた?」に激ハマりしてます。

色物という扱いでもなく、自然なカップルとして描かれているところも好感度が高いですよね。

主役ふたりのやり取りには癒されるし、山本耕史も梶芽衣子も、演技派で絶妙。少女マンガ界のアイドルだったはずのジルベールも、原作とのギャップがたまらなくおかしい。

 

とはいえ、ガチなBLの世界は、あまり詳しくありません。

先日、腐女子ともだちに「まんだらけ」に連れて行ってもらい、詳細にBLの世界を紹介してもらいました。

「一般的に人気の出ている作品で、BL同人誌になっていないものはない」といっていて、コーナーを見るとホントに思いつく作品すべてがBL化されているようでした。女子たちの愛の深さと妄想力を実感します。

 

BLカフェに行ってきた

 

で、そんな腐女子と一緒に、「BLカフェ」なるところに行ったんですよ。執事カフェとかメイドカフェといったやつの系列と同じで、カフェに入ると、イケメン男子たちが接客してくれるんです。

 

ところが……! このお店、BLが何たるかがまったく分かってない! いや、BLに造詣の深くない自分が「何たるか」などと言うのはおこがましいんだけど、素人が見てもわかる!

 

まずキャラ設定が甘い。

陰キャなのか陽キャなのかもわからないし、メガネもクールもいない。BLなのにスタッフ同士のイチャイチャは見られないし、腐女子と2人で「BL舐めんな」「俺らで完璧なBLカフェを作るぜ!」と息巻いて帰ってきました。

 

では「完璧なBL」ってなんでしょうか。

答えは『絶対BLになる世界 VS 絶対BLになりたくない男』にたっぷり答えがあります。

 

>>>記事全文はこちら

 

SNSで話題の大人気作品が遂に単行本となって登場!笑いすぎて腹筋が鍛えられること間違いなし!?

BL好きな人も、そうでない人も楽しめる作品ですので、気になった方はぜひこの機会に読んでみてください!

 

第3位:『来世は他人がいい』最大の魅力、”霧島”のサイコパス加減について語る!

来世は他人がいい(1) (アフタヌーンKC)
著者:小西 明日翔
出版社:講談社
販売日:2017-11-22

漫画『来世は他人がいい』最大の魅力とは?

深山霧島(みやまきりしま)
関東最大の指定暴力団、五代目砥草会直系 深山一家・深山萼(みやまがく)総長が孫。

品行方正、頭も良い文武両道、空手を嗜んでいた好青年の高校生。

美人だが「梅田のホステス」「バツイチ子持ち」「美人やけど三日で飽きる顔」と称される
関西最大の指定暴力団、四代目桐ヶ谷組直系 染井組・染井蓮二組長が孫――染井吉乃(そめいよしの)をかわいいと言う男。

この男、一言で言うと謎の多いマゾヒストサイコパス!

笑顔で優しいくせに同級生には全く興味がない。
会話の端々に垣間見える狂気、不気味さ。
ある晩スーツ姿に血だらけで帰ってくる姿を見て、吉乃は思わず姿を隠し「ヤクザみたい…」と呟きます。

そう、高校生にして、ヤクザ。
表紙で描かれた背中の刺青。
吉乃をナンパしてきた男を半殺しにしながら吐いた台詞は圧巻でした。

「俺の顔 覚えておいて
 あの女は俺の女だから今後見かけても
 二度と話しかけるなよ」

そこからの怒涛の展開、いつも優しくニコニコしていた男の本性が次第に表れていきます。

「もうダメだ 面倒臭い
 俺 女に嫌われてる女が好きなんだよね」
「女友達なんか一人もいないような女に
 人権無視でメチャクチャに振り回されるのが
 最高に好きなんだ」

予想だにしなかった発言に、思わず腰を抜かした吉乃に、霧島は畳み掛けます。

「俺にがっかりした?
 どうしようか、大阪帰る?」
「今の吉乃って俺にとって
 なんの価値もない女だからさ」
「それならもっと一緒にいて
 俺の儲けになる女になってくれない?」

ヤクザが指す、“儲けになる女”
どこかの小売業や飲食店でのバイトとは訳が違うことが、容易に想像できます。
ナンパ男を殴って血だらけになった手をかざし、心底嘲笑うかのような笑顔を貼り付けながら霧島はこう続けるのです。

「吉乃の取り柄って その顔と体だろ?
 それ売ってきて金にしてくれない?」

どついたろかほんまに。
霧島が普通の男だったらそう言ってると思います、けど相手はヤクザ。
怖い!!!!

しかし不思議なことに、このマゾヒスト、マゾ具合が飛び抜けてて好感が持てる。いっそ可愛い。
畳み掛けるシーンで段々興奮してくる人は、おそらく同じマゾヒストの気があります。

『来世は他人がいい』最大の魅力は、
このマゾヒストサイコパス・深山霧島への吉乃の復讐劇!
吉乃もヤクザの孫、黙って怖がってるだけの女なわけがない!

この後、『来世は他人がいい』にはスカッとする展開が訪れます。
そして展開の先がめちゃくちゃ気になります。

>>>全文はこちら

当メディアが主催する第2回マンガ新聞大賞で、栄えある大賞を受賞した本作。

面白いことはもとより現在3巻までが発売中と、一気読みするのに申し分のない巻数となっております!

気になった方は、こちらの記事と合わせて読んでみてください!

>>>大賞は『来世は他人がいい』!第2回マンガ新聞大賞、本日結果発表~2019年2月14日(木)授賞式開催~

* * * * *

以上が5月21日~27日の間に読まれたTOP3のレビュー記事でした。

いかがでしたか。冒頭でお伝えした“ヤバイ”の意味がご理解いただけたでしょうか。

3作品とも、とても魅力的な内容となっておりますので気になった方は、この機会にぜひとも読んでみてください!