TOP > マンガ新聞レビュー部 > さあスライムでケツ拭こう!『異世界のトイレで大をする。』

さあスライムでケツ拭こう!『異世界のトイレで大をする。』

 

世界中、どこに行っても超重要なのは、やっぱりトイレですよね〜!!

最近最も衝撃的だったトイレは、徳島県の奥祖谷という日本三大秘境を旅行していた時に出会ったトイレなんですが、バスの乗り継ぎの時間でトイレに行こうと思って簡易トイレのドアを開けたらですね、端的に申し上げますと、「トイレの個室の壁が動いた」んですよ。

 

そっとドアを閉め、私の後ろに並んでいた外国からの観光客に、「Many insectsがinです」とか超カタコトな英語で、人類には到底立ち入ることが不可能である旨をお伝えしたものです。

 

やっぱり、快適なトイレって本当に重要……!

そう、それが異世界だったとしても!!

 

というわけで、本日オススメしたいマンガはこちら。『異世界のトイレで大をする。』です!!

 

 

 

 

主人公のヨータローは、異世界に飛ばされた男子高生。たぶん戦士(魔法は使える)の女の子・ギギーと魔法使いの女の子・ヌラエルの2人とパーティーを組み、異世界で旅をしながら……

 

いかに「快適に大をする」ことを考え続けているのです!!

 

 

 
 

©ルーツ(秋田書店)2019

 

 

おなじみの、ちょっとエッチな触手系モンスターに仲間が襲われたり――

 

 

©ルーツ(秋田書店)2019

 

 

巨大な魔物に至近距離で狙われたり――

 

 

©ルーツ(秋田書店)2019

 

 

異世界ならではのいろんなラッキースケベや困難が彼を襲っても、ヨータローの関心は、「大」にまつわることばかり!

 

 

©ルーツ(秋田書店)2019

 

 

 

ちょっと引くくらい「大」にこだわるヨータロー。
しかし、トイレにまつわる知識は膨大で、さらりと読むだけでさまざまなトイレ・トリビアをゲットできるのも、この作品の嬉しい(?)ポイント。
 
さらに、各話の後に、さらなるトイレの豆知識をゲットすることができるおまけページまであるんです。
まさか、パプアニューギニアの奥地で原始的な生活をしていた人々が、あんな方法で「大」をしていたなんて……!
かなり具体的に想像できる分、すごく面白いのです。
 
近年増えているマンガジャンルのひとつ、「異世界もの」。
 
マンガの賞を総なめにした『ダンジョン飯』、大ヒットラノベのコミカライズ『とんでもスキルで異世界放浪メシ』、異世界との路地裏に突如現れた居酒屋のメニューが異世界の人々を魅了していく『異世界居酒屋のぶ』、超優秀な人間の秘書が魔王に捉えられた途端に、秘書の素晴らしい段取りで人類滅亡がめちゃくちゃはかどってしまう『魔王の秘書』……
 
グルメを中心に、けっこう出尽くした感のあった「異世界もの」ですが、まだこんなジャンルが残されていたなんて……!!
 
この『異世界のトイレで大をする。』によりますと、「人は一生のうち、時間にして三年間をトイレの中で過ごす」とのこと。より快適なトイレ環境を追求するべく、ぜひともこの作品をトイレに持ち込み、熟読してみてください!