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【野球vsサッカー】ルールを知らなくてもめちゃくちゃ面白いスポーツマンガはこれだ②サッカー編

サッカーマンガって難しい??

前回のレビューで、

「スポーツマンガっていまいちルールとか戦術とか詳しくないとなかなかのめり込めないよね」

っていう僕みたいなニワカスポーツ好きの人にこそオススメしたいスポーツマンガとして、野球編ってことで『忘却バッテリー』をオススメさせていただきましたが、【野球vsサッカー】ということで今回はサッカーマンガをひとつご紹介します!

 

ワールドカップの時にスポーツバーで大合唱しながら盛り上がってるけど、ぶっちゃけゴール決まった瞬間くらいしか何が起こってるかよくわかってない、そんなサッカー初心者さんでも楽しめる熱い作品がこちら。

 

 

監獄から希望は生まれるか


金城宗幸・ノ村優介

『ブルーロック』

 

2018年ワールドカップ。日本代表はベスト16で惜しくも敗退したが、その熱戦に日本中が沸き、選手には惜しみない喝采が送られた。

 

が、その素晴らしい成績にまったく満足せず、日本が世界一になるためのとあるプロジェクトが動き出す。

 

チームサッカーとしては世界最高峰と言えるレベルにある日本代表に決定的に足りないもの、最強のエースストライカーを育て上げるために作られた青き監獄。

 

そこに送られるのは300人の若きFW(攻撃の要。点取り屋)たち。

 

監獄から脱落すれば二度と日本代表に選ばれることはないという過酷な条件の中、たったひとりの世界最強エースの座を奪い取るためのサバイバルが始まる。

 

生き残れるのは最強のエゴイストだ

 

サッカーに限らずチームスポーツのマンガって、チームの仲間との団結や絆、強敵と書いて友と呼ぶライバルたちとの熱い戦い、限界を超えて成長するためのひたむきに努力する姿が胸を打ち踊らせるわけで、もちろんそんな作品は世の中にたくさんあります。

 

サッカーマンガはスポーツマンガの中でも野球と並んで超メジャーなジャンル。

当然多くの作品が生まれていますが、僕自身は正直野球のほうがまだわかるくらいで、サッカーに関してはぶっちゃけよくわからないド素人なので、ものすごく人気な作品でも両手を上げて「最&高!!」と言えるほどハマったのってほとんどないんですよね。

 

でも、王道少年マンガスキーとしては熱い戦いも友情も努力も大好物なので、ハマれない自分にほんのりモヤモヤするわけです。

(だったらちゃんと勉強しろよって話ですが)

 

そんな僕のモヤモヤを一気に晴らしてくれたのがこの『ブルーロック』です!

 

なにせ急にまだ学生のサッカー選手が300人も監獄に閉じ込められて、次々と襲ってくる試練に息をつく暇もなく翻弄され、生き残るために戦い続ける……なんて、そこだけ聞いたらもうデスゲームじゃないですか。

 

ここまで振りきって書いてくれたら、多少ルールが分からないとか、細かい技術が、なんてことはとてつもなく些細なことで、怒涛の試練と熱い生存競争に一気に引き込まれていくんですよ。

 

しかも、デスゲームと違うのは、彼らが全員自らをエースストライカーと信じている生粋のFWばかりで、世界最高のエースになるために自らこの監獄に飛び込んでいるので、慌てふためいて生き残るために右往左往するなんてことはなく、命懸けで勝ちを奪いにいく姿が更に激アツ。

 

もちろん試練は個人レベルだけでなくチーム戦もあるので、全員俺が点を取るんだってエゴの塊みたいなやつらが最初はディフェンダーなんかやってられるかとかめちゃくちゃ揉めながらチーム戦に挑むなんて、普通のサッカーマンガじゃありえない。

 

「世界一のエースストライカーは世界一のエゴイストだ」

 

そう断言する監督の元、たったひとりの最強を目指して行われる監獄サバイバル。

 

『ブルーロック』は週刊少年マガジンにて絶賛連載中です。

単行本もまだ最新が3巻なので、まだまだ追いつけますよ!

 

 

ブルーロック(1) (講談社コミックス)
著者:ノ村 優介
出版社:講談社
販売日:2018-11-16
ブルーロック(1) (講談社コミックス)
著者:ノ村 優介
出版社:講談社
販売日:2018-11-16