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「練り香水」って自分で作れるのか…香りの知識満載!『京の都の香の路 二』

本稿は第1巻レビュー「匂いは「嗅ぐ」ではなく「聞く」もの。優しい香りに包まれる『京の都の香の路』」のつづきです。

1400年以上続く日本の「香」文化。

 

お香は「嗅ぐ」ではなく、「聞く」と表現する。「聞香」とは香に問いかけて答えを聞く、香りと心の対話の意味があるのだとか。

 

じつに奥深い「香」の世界をご堪能あれ。

 

京の都の香の路 二 (BRIDGE COMICS)
著者:霜月 星良
出版社:KADOKAWA
販売日:2019-04-08

 

二度の医大受験に失敗した大輝は、香老舗の若主人・薫に弟子入りし、香の道を学んでいた。

 

そうした中で薫は、世界的香水ブランドの若社長・マチスから和香水の制作依頼を受けて、大輝とともに苦心の末、オリジナル和香水「涼花」を完成させる。そしてこの「涼花」は大ヒット。コンプレックスを持っていたひとりの女性の運命をも変えた。薫と大輝の中に新たな思いが芽吹き始める…。

 

「お香」が導く人間もようを描いた待望の第2巻!(第3巻は2019秋頃発売予定)。

 

医療行為と違う未病への効果

この作品によると、「体臭」や「口臭」は、ストレスによってバランスを崩し、汗の中にミネラルや疲労物質が混ざってニオイの元になるのだそう。そのためストレスフリーにならないと治らないとか。

 

しかし、香りをまとうことで体臭だってイイ香りに変えて、コンプレックスを克服させるきっかけとなることもある。

 

心療内科や精神科へ足を運ぶのは勇気がいるが、「香りのセラピスト」や専門家のいる香のお店で相談してみると、もしかしたら解決の糸口を見つけられるかもしれない。

 

「練り香水」は自分で簡単に作れる!

「香りの知識」が盛りだくさんなこの作品。第2巻には、日本に初めて「香木」が流れ着いた淡路島、願いが叶う「甘茶香」、「おもてなしの香」、「練り香水」の作り方などが紹介されている。オトナ女子におすすめ!