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結婚に捉われるな!(喝)迷えるアラサー女子に捧ぐ『ずっと独身でいるつもり?』
ずっと独身でいるつもり? (フィールコミックス)
無料試し読み
著者:おかざき 真里(作画)
出版社:祥伝社
販売日:2015-12-08

 

こんにちは、小柳かおりです。

今回はおかざき真里先生(原案:雨宮まみ)の「ずっと独身でいるつもり?」(祥伝社:既刊1巻完結)をご紹介します。

女性に求められることが多すぎる!(怒)

 

「30歳までには結婚しろ」だとか、結婚したら「子供早く」、一人目産んだら「二人目はいつ?」という、家族、親戚、ご近所のおばさん、会社のおじさん、世間一般様に対して、

勝手に押し付けてくるんじゃない――――!

っていうか、好きにさせろ――――!

という怒りの声を上げたい、アラフォーバツイチ女です。

(いきなり怒りから入って恐縮です…。)

 

なんというか、結婚や出産の話は(特に)女性から切り離せないものであり、出産は女性にしかできないものであり、、、社会はずっと前から「少子化問題に向き合うべき」と言いつつ、一方で職場での女性活用推進を進めてきた。

俺たち(?)女性は、20代から30代の時間的制約の中でそれらすべての話と向き合わざるを得ないのだ。

 

私が大学生当時、日本における管理職女性の割合は確か全体の5%くらい。

「今こそ女性活用の波に乗って総合職に就くべきだ!(だって社会が求めているから)」の声に従って、総合職の道を選んだし、「30歳までに結婚しないと売れ残るんじゃないか‥」という謎の(本当に謎の)不安に駆られて勢い婚したし、妊活したし、、、。35歳くらいで何だか疲れてしまった。

社会の声に従っただけじゃねーか?!と言って完全自己否定はしたくないけど、少なからず外野からのプレッシャーがあったことは自覚している。

もちろん、幸せではあったけれど。幸せの形をちゃんと知らなかったから、離婚に至ったのかもしれない。

 

管理職一歩手前、結婚、離婚、妊活、ほぼ全てのテーマを一巡してアラフォーを迎えてみたけど、、、、結構大変だったぜ!女性に求められること多すぎです!(怒)

 

で、結局どうあれば幸せになるの?どの立場だって、きっと苦しい。

 

この漫画にはその渦中にいた時の「得体のしれない声」だったり、「自分が行き着いた答え」だったりが、見事に表現されているんです!

個人や社会が絡む複雑なテーマだからこそ、表現することは難しいと思うのですが、、、

やっぱりおかざき先生すごい!

やってくれた!天才!!

と、改めて思いました。

 

働く女性の仕事と恋愛とか、結婚観とか、テーマとしてはよくあるかもしれません。

でもこの本では、世間や結婚した人、主人公(独身)の立場、色んな立場から結婚というものに切り込んで人々の価値観を浮き彫りにしていると思うのです。

そこには既婚者だから幸せとか、独身だから不幸せとかそんなものはなくて、個々人がどうあれば幸せなのか、結婚とは何なのか、最後にあるべき一つの答えを提示してくれていると思うのですよね。

 

何を選んでも自由。自分の声をちゃんと聞く大切さを教えてくれる漫画

 

この漫画にはオムニバス形式で4人の女性が登場します。

親に早く結婚しなさいと言われる人、一人で生きる道を選んでる人、仕事に一生懸命な人、婚約破棄した人…。

どのお話も共感して涙ぐみました。

 

結婚していようがいまいが、子供がいようがいまいが、それぞれの立場に葛藤があって、将来の不安はあって、何が正しいかなんて誰にも言えないのだと思う。

 

ただそれを生き抜くのに必要なのは、「自分ありき」なのだなぁと。

何が幸せか知っていること、自分の好きを知っていること、自分で立てること、自活できること。生き抜く強さがあれば、何を選んでも幸せなのではないかなぁと。最後に彼女たちはそれぞれの答えに行き着いて、その答えは私が行き着いたものと同じだったので、100%共感しました。

自分の声をちゃんと聞く大切さを教えてくれる漫画です。

 

何を選んでも自由。その上で、自分なりの生き方を自分で選べたら、それほど幸せなことはないと思う。

 

一巡した上で思うのです。

 

それでもやっぱりまた結婚がしたい、家族がほしい、できれば子供が欲しい。幸せに暮らしたい。

これは今度こそ自分自身から発せられた声なのだと思うのです。

ずっと独身でいるつもり? (フィールコミックス)
無料試し読み
著者:おかざき 真里(作画)
出版社:祥伝社
販売日:2015-12-08