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美少女×ロボバトル!『人狼機ウィンヴルガ』を君は知っているか!?

ある日、幸せな自分の世界が突然奪われてしまったらあなたはどうしますか?

 

僕たちが普段目にする創作のお話の中でも、良く見かけるこのシチュエーション。

本作のスタートも、やはりそんなある日突然幸せを奪われた主人公が力と出逢い、復讐に燃える物語です。

 

本日ご紹介するのは岡山県在住のマンガ家、綱島志朗センセイの漫画『人狼機ウィンヴルガ』です。

 

 

人狼機ウィンヴルガ 1 (チャンピオンREDコミックス)
著者:綱島志朗
出版社:秋田書店
販売日:2017-01-20

 

 

主人公の女の子・真白(ましろ)は、「ボイド・ミューラー」と呼ばれる土地で、ささやかではあるけれど幸せな暮らしを送っていました。

少し厳しいけれど優しい父親に、家族同然に過ごしてきた周りの人たち。裕福とかそういったこととは無縁だけれども、笑顔が絶えない暮らしです。

 

しかしそんな幸せは、ある日「ドミネイター」と呼ばれる組織に壊されてしまいます。

ドミネイターとは、ボイド・ミューラーのすぐ上にある地上の世界を牛耳る組織。

良くある表現でいうところの世界征服を目指す悪者の組織です。

 

そして恐ろしいことに、この世界では女性はヒトではなく「モノ」として扱われます。人権など全くない世界です。

とらえられた女性は男性の慰み者として扱われます、エロ同人?ってくらいやられます。

 

そして地下の世界であるこのボイド・ミューラーの住人たちは「モグラ」と侮蔑されていますが、

その中に極まれに現れるという白い肌に赤い目を持つ女性は、「白モグラ」と呼ばれ、白モグラを孕ませた者は幸運を約束されるという迷信がありました。

 

そして真白はその白モグラに該当する女性だったのです。

 

愛する家族たちを蹂躙され、そして妹のように可愛がっていた娘を殺され、そしてまた自身のカラダにも危機が訪れた絶望の時、真白を救ったのは村の守人として崇められていた「人機(ジンキ)」と呼ばれる青い鋼鉄の機体でした。

人機は突然の理不尽に怒り、何もできない悔しさの中にいる真白の心に呼びかけ選択を迫ります。

 

『…悩むことか?
 そんな時は選ぶだけだろ
 今一番心に思うことに従い行動しろ』

 

そして互いの意識が噛み合ったその時、ただの石像だった、人機ウィンヴルガは目覚めます。

 

そんな粗筋の本作は、最新刊の5巻が今月発売されたばかりです。

熱いロボバトルに、綱島センセイが描く美女たちのあられも無い姿が各巻に満載です。

いや結構ハードに描かれてますよ。

 

まだまだ謎を残したままの世界観に、この先の展開も目が離せなくなること間違いなしです。

既刊数も5巻と追いつきやすい作品になっていますので、オススメです。

 

 

人狼機ウィンヴルガ 1 (チャンピオンREDコミックス)
著者:綱島志朗
出版社:秋田書店
販売日:2017-01-20