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完結7巻発売!食糧となった人類の結末に希望はあるのか?『食糧人類-Starving Anonymous-』

電子書店の広告などで有名となった漫画『食糧人類-Starving Anonymous-』の最終巻、第7巻が本日発売され、ついに完結を迎えました。

 

そこで今回は、本作のあらすじとみどころをご紹介したいと思います。

 

 

 

『食糧人類-Starving Anonymous-』あらすじ

 

ある日、高校生の伊江(いえ)は学校での帰り道に乗り合わせたバスで催眠ガスを撒かれ、友人と共に拉致されてしまう。

 

伊江が目を覚ますと、無数の気絶した人間たちと一緒にトラックでどこかへ運ばれており、周囲ではおびただしい数の冷凍された人間が業者のような人間たちに真っ二つに解体されていた。

 

不幸にも、意識を取り戻したところを発見された伊江は「お前はⅡ型だな」と言われ、地下の施設へと叩き落されてしまう。

そこには肥満の人間たちが無我夢中で何かにしゃぶりついているという、世にもおぞましい光景が広がっていた。

 

状況が理解できないでいる伊江の前に、ナツネと山引(やまびき)という数日前から地下に閉じ込められていた二人の青年が現れる。

彼らの話によれば、ここはいわば人間の肥育場であり、特殊な飲み物によって肥された人間が巨大な化け物たちのエサとなっていた。

 

伊江は、この施設の目的が、化け物のエサとなる人間を提供し続けることだという事実を知る。

はたして、伊江たちはこの地獄のような施設から抜け出すことができるのか。

 

人類が食糧と化した、恐ろしい世界

 

あらすじでも紹介したように、伊江たちが連れてこられた施設の目的は、謎の生物たちに食糧となる人類を提供し続けることにあります。

そのため、施設では思わず目を覆いたくなるような人体実験や方法が日常的に行われています。

 

立派な施設や、飲むと正気を失う薬などが用意されていることから察するに、裏で大きな権力が動いていることは確か。

しかし、ここで生じるのは「なぜ人類が謎の生物の言いなりとなって、エサで在り続けているのか」という疑問です。

 

この作品の最大の謎は巻を進むにつれて明らかになるのですが、

異常なまでの高い再生能力を有し、中枢神経を破壊しない限り再生し続け、死ぬまで肉を供給し続ける品種改良された特殊な人種「増殖種」まで作られた世界の結末は、一体どうなるのか。

 

全7巻完結の物語『食糧人類-Starving Anonymous-』をぜひ読んでみてください!

 

 

食糧人類-Starving Anonymous-(7) (ヤンマガKCスペシャル)
著者:イナベ カズ
出版社:講談社
販売日:2019-02-20