TOP > マンガ新聞レビュー部 > 埼玉県人には草でも食わせとけ!映画『翔んで埼玉』は漫画実写化の最高峰!!

埼玉県人には草でも食わせとけ!映画『翔んで埼玉』は漫画実写化の最高峰!!

狂ってる……

すっごく狂った作品を観てしまった……!!

 

そう!映画『翔んで埼玉』が、超やばかったんです。

 

 

 

 

『翔んで埼玉』は、漫画好きの皆さんはもちろん、とっくにご存知の作品だと思います。

超大御所漫画家・魔夜峰央先生の作品。1980年台の作品なのに、2015年にSNSで話題になり、発表から30年を経て急にヒットした凄い作品です。

 

 

 

 

いやー、この作品で初めて知りましたよ!埼玉って、実にヤバイところだったんですね!ぜんぜん知らなかった!

埼玉在住の友達を見る目が変わりそうです。

 

だって、つい10年ほど前までランプといろりで生活していて、テレビは庄屋様の家にしかなかったらしいんですよ!

すごくないですか?まだ県知事に年貢を納めているらしいんです。

 

 

©魔夜峰央『このマンガがすごい! comics 翔んで埼玉』/宝島社 

 

 

はっ!気をつけなきゃ!こんなに埼玉埼玉言ってたら、口が埼玉になっちゃう!!

 

 

©魔夜峰央『このマンガがすごい! comics 翔んで埼玉』/宝島社 

 

 

そんな埼玉の”真実”が描かれているこの作品ですけど、原作漫画は未完で終わっているんです。

未完なのに、魔夜先生のセンスが染み込んでいて最高の名作なんで、まだ未読な方は絶対に読むべきですよ!?

(ただし、目が埼玉になっちゃうかもしれません)

 

そこで映画ですよ!!

 

なんせ未完の作品が原作なので、映画オリジナルの要素もかなり盛り込まれて作られているんですが、それがもう、とんでもない魔夜ワールドなんです!!魔夜先生すぎる!!

 

まず、オープニングがヤバイ。とにかくヤバイ。東映のあの波が岩にザッパーンってなった次の瞬間に、即魔夜ワールドが展開されるんです。

 

そしてグレードアップした埼玉へのディスり。そして千葉までディスられるあの感じ、たまりません。

つられて池袋や西葛西、八王子までもが犠牲に…!

ちなみに、私が住んでいる横浜は、都会指数が高うございますので、優越感に浸りながら崎陽軒を食べますよ?ふふふ…!

 

とにかく、映画を観て、監督に魔夜先生が乗り移ったかな?的な錯覚に陥ったのでした。

 

 

そして試写帰りに、すぐに原作漫画を読み直したらあら不思議!全てのページが実写で見た豊かな色彩に!

キャラクターたちの躍動感も増し増しに!

なんだかカラーに着色された漫画を読んでいるかのような錯覚が…!脳が埼玉になってしまったの!?

 

原作を読み、池袋で映画を観て身体を慣らし、また原作を読み直し、次は所沢あたりに映画を観に行って、すっかり目も口も鼻も埼玉になって草を食べたくなったあたりで、原作片手に恐怖の常磐線に乗って、茨城で映画を観ようかな…。

 

あなたもぜひ、そんな魔夜ワールドにどっぷり浸かろうじゃありませんか!