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とりあえず片っ端から性行為!筆者と読者、双方の想像力が肝となる『世界を救うために亜人と朝チュンできますか?』
レビュー執筆者:たまごまご

 

 

 

『世界を救うために亜人と朝チュンできますか?』

 

亜人美女たちに搾り取られる女難の日々

 

『モンスター娘のいる日常』に代表されるように、人間ではない種族=亜人萌えは、すっかり定着ジャンルになってきた。

 

この作品は、かなり欲望にまっすぐ。亜人と「ナ◯ダシセ◯クス」しまくるのがテーマのマンガ。大変、潔い。

 

勇者が魔王を倒して平和になった世界には、色々な種族が一緒に暮らしている。人間の学生・田端弘則(たばた・ひろのり)の前に現れたのは、天使族の鈴木リーナ。彼女は「降臨の儀」をするためにやってきたという。話によると弘則の「種」は選ばれしもので、子孫が勇者になるらしい。よって各種族の亜人の女性全員に、勇者を生ませる可能性をあたえる使命があるという。

 

要するに、あらゆる種族の女性とエッチしろ、ということ。

 

実は弘則は、女性に触られると股間も身体も硬直してしまう体質。みんなとエッチするなんて無理だと拒否しつつも、リーナの強すぎる押しに流される。目覚めた時、ベッドの上は情事を終えたあとの淫靡なニオイが漂っていた。

 

天使、竜人、魚人、木人等々、出てくる女性たちは弘則と交尾するべく猛アタック。一応全年齢向けなので実際の行為のシーンはゼロだが、そこに至るまでと事後に全力を注いで描いているので、エロマンガよりはるかにドスケベに見えるシーンも多い。基本的に女性側に「奪われる」シチュエーションの連続で、弘則は為す術もなく性的に翻弄されっぱなしなのも、なんとも淫靡。

 

亜人もののエロスは、あらゆる女性表現で非常に都合がいい。人間じゃないので、エロティシズムを感じさせる部分を大げさに誇張できる。動物的本能が強い場合、倫理観がガバガバでも表現として許されやすい。

 

たとえば魚人の女性は、この作品だと「興奮すると体液に粘りが出る」という設定がある。恥ずかしさを感じると液体が肩のあたりからビュービューと吹き出すシーンも。といっても亜人だからセーフ。この液がなんなのかは書いてないから大丈夫。これで強引にヌルヌルプレイに持ち込める。

 

一部をのぞいて、登場する亜人たちは爆乳でムチムチ。「子供を作る」というのが軸ではあるので、母性の象徴なのか……どうかはわからないが、亜人のおっぱいを楽しみたい人向けのフルコースなのは間違いなし。

 

事後(朝チュン)の亜人女性たちの艶めかしい肢体の描写は、シチュエーションも豊富で、フェチズム全開。

 

「各種族」と言われているので、今後さらに多様な亜人女性が出てきそうなのも楽しみ。と同時に、今すでにいる女性たちとのさらなる「降臨の儀」も、バリエーションを変えてみてみたいところ。

 

男性が色々な種族の女子風俗を巡ってレビューするマンガ『異種族レビュアーズ』とあわせて読むのもおすすめ。

 

想像の中での性の楽しみ方は、多様で、自由だ。

 

 

 

 

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