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四月病を吹き飛ばせ!『重版出来!』を読んでアツい4月を迎えよう!

もうすぐ4月。

この数日の間に、私の通う大学でも卒業式が行われ、就活が続いていてあまり目にすることもなかった4年生の先輩方が卒業されました。

 

中高一貫校の出身の私にとって、3つ上の学年はちゃんと関係が続いてる先輩のなかでは一番上の代にあたるので、大学の先輩よりも高校の先輩の晴れ着姿をFacebookで見ている方が楽しかったです(笑)

外は花粉まみれですしね!

 

そして春からは、新入生や新入社員のみなさんが自分のキャラを最大限魅力的に塗り固めて、新しい環境への一歩を踏み出していくわけですが、同時にドラマやアニメの春クールが始まるわけです!

 

楽しみだなーと思いつつ、今回は春から新生活を始めるみなさんにぴったりの作品にフォーカスしてみました。

 

マンガ好きによるマンガ好きのためのマンガ

 

マンガの制作サイドを描いたマンガとしてはやはり『バクマン。』が一番の有名作になってくると思いますが、『重版出来!』は『編集王』などと同じ”編集者”の話です。

が! しかし! 編集者以外の方のことも描かれているのが、この作品の素晴らしいところなんですよね。

 

一冊のマンガが私たちの手に届くまでに、私がいままで知らなかったような仕事がたくさん存在しているのだと教えてもらいました。

 

知らないけど大切な仕事というのは『重版出来!』で描かれている以外にもたくさんあって、その仕事をしている人たちにもそれぞれ生活がある。

ほんとうに当たり前のことなんですけど、それを考えずに生きられている今って、とても貴重で幸福なんだと感じます。

 

コグマの魔法

 

物語の主人公がその本の人気を左右するのは当然のことですが、”小熊”と呼ばれる主人公、黒沢心の魅力もこのマンガの人気に一役も二役も買っています。

 

まず社会人になるまで柔道一筋に生きてきたからこそ持ち合わせているタフさ。

体力的にはもちろんですが、精神的には「へこたれない」という意味でも「素直」という意味でもタフだと思います。

 

それに加えて、女の子のかわいらしさ、愛くるしさも備えているのに、男社会で生きててもなんのいやらしさもない。

マスコット的存在、という言葉を体現している小熊ちゃんが主人公だからこそ、性別を隔てず愛されていくんだと思います。

 

本作も主人公が就活をして、新生活を始めるところからスタートする作品ですので、

ぜひ4月入社を控えた方々はこのマンガを読んで、元気をもらってみてはいかがでしょうか。

 

 

重版出来! (1) (ビッグコミックス)
無料試し読み
著者:松田 奈緒子
出版社:小学館
販売日:2013-03-29