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ヤクザの孫×孫!?狂気うずまく恋の結末が気になる漫画『来世は他人がいい』のみどころ~第2回マンガ新聞大賞ノミネート作~

アフタヌーンで連載中の『来世は他人がいい』は、現在単行本2巻まで発売されている漫画です。

早くから漫画好きの間で噂になっており、数多くの賞を受賞しています。

  • 「次にくるマンガ大賞2018」コミックス部門第1位
  • 「このマンガがすごい!2019」オトコ編第8位
また、マンガ新聞が主催する「第2回マンガ新聞大賞」においても、Twitter投票で多くの支持を得て156作品の候補の中から第1位に輝きました!

そこで今回は、大注目されている漫画『来世は他人がいい』の見どころをお届けします!

あらすじ

極道の家で生まれ育った女子高生・染井吉乃(そめいよしの)。 家庭環境は特殊でも、おとなしく平穏に日々を生きてきた。

しかし、婚約者の深山霧島(みやまきりしま)と出会ったことで、吉乃の生活は一変する! 眉目秀麗な優男に見えた霧島の正体は、ヤクザより恐ろしい男だった――!

はみだし者たちが織りなす、最高にクレイジーな恋愛物語。

『来世は他人がいい』登場人物

【染井吉乃 -そめいよしの-】 染井組・染井蓮二組長の孫。美人だが「梅田のホステス」「バツイチ子持ち」「美人やけど三日で飽きる顔」と称される。肝が据わっており、これまでまともに友人ができず恋人もいなかった。

【深山霧島 -みやまきりしま-】 深山一家・深山萼総長の孫。表面上は品行方正、頭も良い文武両道、空手を嗜んでいた好青年。しかし実は極度のマゾヒストで、破滅願望がある。

【染井蓮二 -そめいれんじ-】 関西最大の指定暴力団、四代目桐ヶ谷組直系「染井組」組長。関西弁を話す陽気で豪快な人柄。吉乃に内緒で勝手に霧島との婚姻を取り付けた本人。

【深山萼 -みやまがく-】 関東最大の指定暴力団、五代目砥草会直系「深山一家」総長。 吉乃いわく「シュッとした男前」。蓮二とは昔なじみの間柄。

『来世は他人がいい』の見どころとは?

①霧島の狂気っぷりがヤバイ!

組長同士の計らいにより、東京に転入し、深山家のはなれを借りて暮らすことになった吉乃。 実質的に、婚約者との相性を見るための同居生活が始まります。

吉乃が抱く霧島への第一印象は良く、とても極道の家に生まれたとは思えない普通の人だと思っていました。

しかし徐々に霧島本人と、彼を取り囲む周囲の異様さに触れることとなります。

一見爽やかで優しい霧島は学校で人気があり、一緒にいた吉乃も転入早々、複数の女子生徒に囲まれて牽制を受けるほどでした。

黄色い声を上げながらもヤクザの孫だということを知っている女生徒たちは、霧島を遠目から眺めるだけです。

吉乃はそんな状況に居心地の悪さを感じ、本人はどう思っているのかと尋ねます。

©小西明日翔/講談社
すると思いもよらぬ返答に、引っかかりを覚えた吉乃。 そこから霧島への不信感が募りますが、表面上は優しく接してくるため、距離を測りかねていました。

そんな時に起きた “とある出来事” が、ふたりの関係を一変させます。

夜の街で柄の悪い連中にナンパされた吉乃を見つけた霧島。 彼が取った行動は、男たちへの容赦のない暴力でした。

これまで周りにいたどのヤクザとも違う怖さをまとった姿に恐怖する吉乃でしたが、霧島はたたみかけるように「面倒臭い」と口にします。

彼女が彼にとって、期待を裏切り、相手にするのも面倒なほどなんの価値もない女だと言う霧島。

彼が抱いていた吉乃への期待とは、自分をメチャクチャに振り回してくれることでした。

©小西明日翔/講談社
極度のマゾヒストの一面がある霧島は、さらに自分の悪行を告げ口するよう願い出ます。

関東と関西、二大巨頭のヤクザ同士の抗争が引き起こせればいいと言うのです。

©小西明日翔/講談社
人生が変わるどころか、終わるのではないか?と思わせる発言ですが、まだこれは序章に過ぎません。

どうしようもないマゾヒストサイコパス相手に、吉乃はどう接していくのか。

目が離せない展開ばかりが待ち受けます。

②ふたりの狂った恋模様の結末が気になる!

「俺にとってなんの価値もない女だから、取り柄の顔と身体を売って金にしてくれないか」とまで言われた吉乃。

こんなふたりが恋をするわけも、はたまた結婚に至るわけもない。 普通ならそう思いますが、どうやら本作では一方的に霧島のなかに恋心が芽生えたようでした。

©小西明日翔/講談社
なぜこのような展開になったかは本編を読んで驚いていただきたいのですが、ここから霧島の異常な執着が始まります。

しかし一度抱いた不信感と警戒心は、簡単になくなるものではありません。

©小西明日翔/講談社
吉乃は霧島のつかみどころのない性格に戸惑いつつも、生活を共にすることにします。

一緒に居続ける理由は、祖父に言われた ”とあるセリフ” がきっかけでした。

©小西明日翔/講談社
霧島を惚れさせてから、容赦なく捨てる。

はたして吉乃はそれを実行できるのか。霧島の気持ちは本心なのか。

2巻目以降は、霧島のライバルになりそうな男も登場します!

『来世は他人がいい』を連載する前に、小西明日飛先生が描いた読み切り『二人は底辺』に出てきた人物です。

この読み切りの主人公は13歳の吉乃ですが、小さな彼女にとってとても大切な存在として描かれており、恋愛漫画としても熱くなりそうな展開に突入します。

ぜひ気になる方は読んでみてください!

来世は他人がいい(1) (アフタヌーンKC)
著者:小西 明日翔 出版社:講談社 販売日:2017-11-22
来世は他人がいい(2) (アフタヌーンKC)
著者:小西 明日翔 出版社:講談社 販売日:2018-07-23
二人は底辺 (ZERO-SUMコミックス)
著者:小西 明日翔 出版社:一迅社 販売日:2018-08-24