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【閲覧注意】ウ○コまみれの中で戦えますか?漫画界のアドラー心理学『砂ぼうず』

ここは関東大砂漠。数百年前に文明が崩壊した世界で便利屋として生きる砂ぼうずの戦いを描いたこの作品は、ある意味究極のサバイバル漫画だと言っても過言ではない!

 

そもそも大自然の中において「最強」とはなんだろう?

突き詰めて言ってしまうと、どんな状況でも最後まで「生き残る力」ではないだろうか。

 

 

砂ぼうず 1巻 (Beam comix)
著者:うすね 正俊
出版社:エンターブレイン

 

 

この作品の主人公である砂ぼうずはとにかく卑怯で陰湿です。自分が生き残るためだったら何だってやる最低最悪の嫌われ者です。

ただこの抜群の「生き残る力」によって砂漠の妖怪と呼ばれながらも凄腕の便利屋として名をあげていきます。

 

「生き残る力」

 

まさにこの力こそベンチャー企業の経営者に必要な能力なんだぁぁぁぁ!!!

泥臭くても良いじゃないか!這いつくばって生き残ってやるぜぇぇぇぇ!!!

 

はじめましての人もそうでない人もこんにちは!
株式会社サーチフィールドと言うイラストや漫画に特化した制作代理店を経営している小林です。

 

ウ○コまみれで戦えますか?

 

砂ぼうずは自分が生き残るためだったら何でもします。
そう、なんだってしちゃいます。

 

あるエピソードで砂ぼうずはバキュームカーを爆破させます。

 

飛び散るウ○コ。舞い上がるウ○コ。降り注ぐウ○コ。
もう辺り一面ウ○コの山。いや山ではなくウ○コの海が出来るくらいの大惨事。

 

ウ○コの海を想像してみてください。
ああ、考えるだけで地獄絵図。お食事中の皆様すみません。

 

もうね、戦いどころじゃなくなりますよね?
いきなりウ○コの海に突き落とされたら戦いどころじゃなくなりますよね?

 

つか臭いですよね?

 

ウ○コの海が出来た時に、それをチャンスだと捉え、生き残るためにウ○コの海に飛び込む砂ぼうず。ああ、あんたはカッコいいよ!男だよ!!

 

つまり僕が言いたいのはそこまでの執念があるかって話なんですよ。

ウ○コの海に飛び込む勇気はあるかって話ですよ?

※ちなみにこのエピソードはテレビアニメ版ではウ○コではなくカレーになっています。

 

図太く生きよう

 

去年のベストセラーに『嫌われる勇気』と言う本があります。
世界的にはフロイト、ユングと並ぶ心理学界の三大巨匠とされながら、日本国内では無名に近い存在のアルフレッド・アドラー。

『砂ぼうず』とはまさに漫画界のアドラー心理学なのです!

AKY(敢えて空気を読まない)

から

AUT(敢えてウ○コに飛び込む)

に考え方をシフトチェンジする。覚悟を決める。

メンタルが強くなくちゃベンチャーの社長なんて勤まりません。
もうね、ベンチャーなんて毎日がジェットコースター・ロマンスですよ。

 

ウ○コの海を越えて生きろ!

 

全てのベンチャー経営者は『砂ぼうず』を読んでそのしたたかさと図太さを学んで頂ければと思います。

 

 

砂ぼうず 20巻 (ビームコミックス)
著者:うすね 正俊
出版社:KADOKAWA
販売日:2018-04-12