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平成最後の年末年始はこのマンガで笑顔になろう!『BORUTO-ボルト- SAIKYO DASH GENERATIONS』

月日が経つのは早いもので、気がつけば「2018年」も12月中旬。

もうすぐ<平成最後の年末年始>がやってきますね。

 

さて、今年は『BORUTO-ボルト-』がマンガ・アニメともに、ますますヒートアップしてきましたが、関連作品の中で特に注目してほしいものがあります。

 

それは『最強ジャンプ』で連作中の『BORUTO-ボルト- SAIKYO DASH GENERATIONS』です。

 

▼あらすじ▼

 忍界大戦を終結させた英雄・七代目火影ナルトを父に持つ、うずまきボルト。

 “千年殺し”を火影に放ったり、身代金目当ての誘拐事件を解決したり…。

 忍者学校(アカデミー)の仲間とともに巻き起こす、ボルトの物語がはじまる!

 

本作は『週刊少年ジャンプ』で連載中の『BORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS-』(原作・監修:岸本斉史/漫画:池本幹雄/脚本:小太刀右京)を題材にした<スピンオフ作品>です。

 

漫画家の平健史センセイは、これまでにも『ロック・リーの青春フルパワー忍伝』『うちはサスケの写輪眼伝』といった『NARUTO-ナルト-』のスピンオフを数々手掛けられており、「愛らしいディフォルメ絵」「パワフルなギャグ」を得意とされている方です。

 

そして今月、ついに本作の第1巻が発売されたわけですが、最初っから<平健史ワールド全開>で大満足の内容でした。

 

例えば、主人公のボルトは本編では「影分身の術」や「螺旋丸」といったカッコいい術を使うのですが、本作では「カンチョー」や「頭突き」などで相手のデリケートゾーンを攻撃します。

 

また、友達に“親への反抗の仕方を教えてやるぜ!”と見栄を張ったわりに、実際にやることとしては、親に隠れてゲームをやりまくったり、里のシンボルの上に登って「立ちション」をしたり……と、小学生の男子が喜ぶネタがテンコ盛りです。

 

そんなボルトや愉快な仲間たちの騒動の流れ弾は、結構な確率でヒロインのサラダに飛んでいくのですが、そういった<お約束>展開を読者が予期しつつも毎回笑ってしまうのは、平健史センセイならではの技術が作品に込められているからだと思います。

 

『BORUTO-ボルト-』本編を知っている方は、キャラクターやストーリーのギャップを楽しんで頂けると思いますし、本編をまだ知らない方には、いちギャグマンガとして肩の力を抜いて楽しんで頂けると思います。

 

つまり、本作はどちらの方にもオススメできる内容になっていますので、ぜひ読んで頂きたいです!

 

 

★最後に★

コミックス第1巻に載っていた平健史センセイのコメント

『NARUTO-ナルト-』をリアルタイムで読んでいた僕からすると

 ボルト世代のキャラクターたちは

 なんだか甥っ子・姪っ子を見ているような気持ちになって

 応援したくなります…!

を見て、私も「確かに……その通りだ!」と共感しました。

 

『NARUTO-ナルト-』の連載がスタートしたのが、今から19年前の「1999年」。

当時「小学生」や「中学生」だった読者は、今では立派な「大人」です。

 

本作のメイン読者層は小学生だと思いますが、かつて『NARUTO-ナルト-』を読んでいた大人たちに、現代の子どもたちの感性を知るキッカケとして読んでもらいたい作品でもある、と私は思います。

 

『NARUTO-ナルト-』と『BORUTO-ボルト-』。

「大人」と「子ども」、「親」と「子」。

世代を越えて共通の作品世界を楽しめるって……本当に素敵で本当に特別なことだなぁ!

 

 

年末年始は大切な方と集まる機会もあるかと思います。

その際は、ぜひ皆で一緒に本作を読んで頂いて、楽しい時間をお過ごしくださいませ!!