TOP > マンガ新聞レビュー部 > 平成最後に巻き起こる『どろろ』フィーバー。手塚先生...

平成最後に巻き起こる『どろろ』フィーバー。手塚先生が生み出したコンセプトは永久不滅か。

手塚治虫先生の未完の名作『どろろ』

 

国のために赤子の身体の48か所の部分を魔物にささげてしまった父

魔物を倒すごとに欠損した身体のパーツを取り戻していく「百鬼丸」。

そして、百鬼丸に人のぬくもりを伝える「どろろ」。

 

魅力的な能力を持った妖怪たちや、肉体となじんだ仕込み武器など、この作品の魅力をあげていけばキリがないほどで。

ベルセルクジョジョなど「どろろ」からのルーツを感じてしまう作品もあり、やはり手塚先生が生み出したコンセプトの偉大さを感じいってしまう。 

 

 

どろろ 1
著者:手塚治虫
出版社:手塚プロダクション
販売日:2014-04-25

 

 

また、どうしてタイトルが「百鬼丸」でなく、『どろろ』なのか。

手塚先生のお子さんがどろぼうのことを「どろろう」と呼んだことで生まれたタイトルだそうだが、未完のストーリーの後に「どろろ」の方にもまだまだ隠しコンセプトがあったような気がしてならない。

 

今までもアニメや映画、舞台化されてきたこの作品だが、本年、さらに生まれ変わって「どろろ」フィーバーを巻き起こしている。

 

2019年1月から再びアニメ化、そしてこの3月からは2.5次元舞台が上演開始となった。

2・5次元舞台で大人気の俳優・鈴木拡樹氏が、百鬼丸をアニメと舞台版の両方で演じて話題となっている。

 

3月17日(日)の東京・千秋楽公演は全国の映画館でライブビューイングを開催、CSテレ朝チャンネル1では、3月17日(日)午後4時55分から生中継で放送予定だ。

 

先日、東京で観劇してきたのだが、想像を超える再現度とキャストたちのイキのよさたるやもう絶品だった。

 

鈴木氏演じる百鬼丸の斬撃が、一度見るとくせになってしまう動きで最高に心地よく。

北原里英氏演じる「どろろ」は、ぴょんこぴょんこはねまわって手塚キャラっぽさにあふれていて、いやもう最高でした。

 

たくさんの人が入り乱れている中をささささっとかいくぐって動き回る様は、さすが元アイドルグループ出身。ただ者ならぬ身のこなしで。

オープニングテーマが流れるタイミングではもう鳥肌が。

 

ちょっと東京公演のチケットは難しいかもしれないが、ライブビューイングやCSでの放送などチェックしてみてはいかがでしょうか。ぜひご堪能あれ。

 

★舞台「どろろ」ホームページ

https://www.dororo-stage.com/

 

この記事に類似する記事

▶マンガがお得に買えちゃう情報満載!

人気のコメント

新着コメント

ログインして
すべての人気のコメントを見る

ご自身のTwitter、Facebookにも同時に投稿できます。

《マンガ新聞》公式レビュアーの方はログイン
 ※新規ゲストのログイン機能は準備中となります

利用開始をもって
《利用規約》《個人情報の取扱について》
同意したものとみなします。
ログインメニューに戻る
ログインメニューに戻る
パスワードを忘れた方は
《パスワード再設定》を行って下さい。
ログインメニューに戻る