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今を生きる女性たちに、共感の嵐呼ぶストーリー漫画『Aさんの恋路。』

 

 

こんにちは、NetGalley Japanです。

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書店関係者、図書館関係者、教育関係者、メディア関係者、そしてレビュアーの5タイプのNetGalley会員がレビューを投稿して、これから世に出る作品を応援しています。

ここでは、そんなプロフェッショナルな読者から寄せられたレビューの一部をご紹介いたします。

 

 

Aさんの恋路。

Aさんの恋路。

やまもとりえ/祥伝社

 

 

内容紹介

 

前作『Aさんの場合。』に続く、怒涛の第2幕が始まる!

 

30代、恋人なし。独身OLのAさんたちの部署に、「さとり世代」のキラキラ新入社員女子がやってきた! 

ざわつく職場。

 

そして恋愛より結婚より子供より、自分の時間を好きに使っていたいと自由を愛するAさんに、まさかの恋の予感…!? 

20代後輩ちゃんたちの悩みって…!?

前作で大人気だった課長の過去も暴かれる…!?

 

今を生きる女性たちに共感の嵐呼ぶこと間違いなし! 心優しいストーリー漫画!

 

 

おすすめコメント

 

未婚・既婚で、ライフスタイルや働くことに対する考え方が大きく異なってくる(ことが多い)「女性」たち。

そんな女性たちの解決し難いもやもや、あるあるを

とある職場の未婚のAさん、子持ちのBさん、その他登場人物たちの視点から描いた群像劇『Aさんの場合。』(2016年・弊社刊)の続編。

 

 

NetGalley会員から寄せられたレビュー

 

◎書店関係者

 

結局、恋愛をして結婚をするのが全ての(男女問わず)人々の幸せだと言われたらやっぱり納得できないけど、でも、ずっと自分らしくたった一人で生きていくのは大変だなということは、すとんと胸に落ちてきました。

 

おばあさんの言葉が正しくて、優しくて、リアルで、でもやっぱり温かくて、読後将来についてしみじみ考えてしまいました。

少しでも後悔がないように、人生を肯定出来るように、頑張る気持ちをもらえました。

 

 

◎図書館関係者

 

登場人物たちのセリフも独白も沈黙も、じわじわーっと胸に刺さってくる。致命傷じゃないけど結構効いてくる。

 

ああー、それ言っちゃうんだ?のちいさな驚愕とかすかな絶望。

雑なテイストのタッチで雑に毒を吐いちゃう、その裏の繊細すぎてめんどくさい心のモヤモヤ。

 

実に微妙なところをついてくる作品です。なめたらあかん。

 

 

◎教育関係者

 

単純な絵なのに、人物が描き分けられていて分かりやすい。会社内のやりとりが温かい。

それぞれが名言を持っていて、いい感じの距離感があって、居心地良さそうだから婚期を逃した?

 

結婚って、よほど積極的にならないとできない時代になってきたのかな。

 

 

◎教育関係者

 

ノートの落書きみたいなシンプルな絵ですが、すごく心に刺さりました。

女性キャラにはもう共感しかない。そこに課長の言葉がずきりと刺さる。

 

「どんな人生でも後悔はあるから、なるべく後悔の少ない人生に」とか「小さな選択を繰り返しているうちにこうなっていた」とか「女性はどんな人生を生きても地獄」とか心にズキリズキリズキリと突き刺さります!

 

でも、おばあちゃんの言葉で救われます。

好きなものに囲まれて生きる、私もそうなれたらいいなって思いました。

 

 

◎メディア関係者

 

女性の心理をサラッと描いているようで、実はずっしりと重みのあるエピソードとセリフばかり。

一見ハデな女性だったり、お局予備軍の地味女だったり、ただのオッさん上司だったりしても、

それぞれに悩みや正義があって、その真実の姿にグッときたりキュンときたり。

 

タイトルに「恋路」とあるけど、人生論がにじむ作品。

だれの人生だって、素晴らしいということを教えてくれる。

 

 

◎メディア関係者

 

30代、恋人なし、独身OL。

はー……身につまされる話ですわ。すでに30代は過ぎ、アラフィフですが。

 

そう。独身者は独身者で世間の、多分悪気ない善意の一言に傷つき、耐えているのです。

と同時に、傷つくことが怖くて一歩を踏み出せない。深く関わらない。自分で自分を貶めるというスパイラルに。

 

あー痛い。痛い、傷ついていると言えればいいんでしょうが、そこで笑って見せちゃうんだな。平気なふりしちゃうんだな。これが。

平気なふりをしているうちに、だんだん不感症になっちゃうんだ。あー痛い。

 

Aさんはまるで自分を見ているようであったり。

課長の一言に逆上して、それって図星ってことかなって思ったり。

課長の一言は色々足掻いてたどり着いた答えだったり。

ほんとのところはやっぱり自分しかわからないものだったり。

 

ちょっと前に通り過ぎた部分を、ちょっと引いた立場から振り返ってしまいました。

状況は全く変わっていませんが、心情は大いに変化したであろう自分を、改めて大切にしようって思いましたね。

 

シンプルな絵は、淡々と進んでいくAさんの日常と、実はスパッと鋭い視点を中和していますね。

リアルな作風だったら素直に読めなかったかもしれません。

 

Aさんと同じ30代、恋人なし、独身女性が読むと、自分の中のAさんを見つめる機会になると思います。

すでに結婚している方、違う年代の方にも手にとって欲しいなぁ。あなたの隣のAさんとの関係がちょっと変わるかも。

 

あ、そうそう! Aさんのおばあちゃんの存在に救われました!

そこは読んでのお楽しみ。

 

 

◎レビュアー

 

『Aさんの恋路。』の登場人物は、通りすがりのあなたかもしれない、わたしかもしれないという絶妙な設定。

現代日本女性の日々のモヤモヤを、適当に流さないであぶり出し、離れたところで見守り、ちょっとだけ晴らしてくれる名作である。その加減がいい!

 

内容は「あるある!」ばかりだ。社会に生きる女性の生きづらさがちゃんと書かれている。

しかしそれを「本当に小さなこと」が救っていたりする。これもまた「あるある」なのだ。

 

そんなシーンが満載で、ちょっぴりホロリともくる。特にAさんと後輩のやりとりが印象に残った。

2人は決して深い関係ではない。いつだって、ちゃんと距離がある。

だけども、たまに交わす小さな一言が、お互いを「わたしでもいいんだ」にしっかりとつなぎとめている。

 

「あんたがいないとさみしい かも」のシーンはすばらしい名場面だ。

「かも」が、いい。「さみしい」よりもむしろ、嘘偽りない本音を伝える言葉であることが伝わってくる。

 

日本は、先進国の中で生きづらさダントツ、特に女性はほぼ最下位の国だ。

だからこそこういった物語に出会い、生きるヒントを得て、明日に活かすことが大事だろうと心から思った。

 

 

◎レビュアー

 

将来に悩んだり、自分が何者かわからなくなったり、意地を張ったり、誰かをうらやましがったり、日々心は揺れているけど、日常は案外変わらない。

でもその変わらない日常を過ごすうちに、ふと、心が軽くなるような優しさや嬉しさや発見があって、また日常を過ごしていける。

 

人生は本当によくできている、ということを思い出させてくれる。

登場人物たちの言動に、クスッとしたり、ちょっぴり切なくなったり、ときにはドキッとしたり。心地いい温度感でした。
 

 

 

NetGalleyレビューの続きはコチラから読むことができます。

数々のコメントを見て、「Aさん」の人生が気になった方は、ぜひ本作を読んでみてください!

 

 

Aさんの恋路。

Aさんの恋路。

やまもとりえ/祥伝社

 

 


 

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