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『ヒーローめし』がマンガ好きのロマンを刺激する!(全2巻)

僕はグルメ漫画のレビューを結構していて、僕自身もグルメと言うとおこがましいですけど、食べ歩きとか好きなので色んなところに食べに行ったり、自分で作ったりします。

 

そして本当に美味しい食べ物って言うのは、詰まるところ

誰と食べるか?

って言うことに尽きるのではないかなぁと思ったりもします。

 

今回ご紹介する作品は、石田敦子センセイの漫画『ヒーローめし』です。

 

 

ヒーローめし 1 (ヤングジャンプコミックス)
無料試し読み
著者:石田 敦子
出版社:集英社
販売日:2018-02-28

 

 

ある日父親が他界し、二人きりで生活をすることになった兄・涼太(りょうた)と弟・誠也(せいや)。

まだ幼い誠也は父親の死のショックから立ち直れずに引きこもり、葬式以降はほとんどごはんを食べなくなりました。

 

二人の父親はアニメ監督をしていたため、自宅にはたくさんのアニメや映画、特撮ヒーローの資料や映像が山のように残っており、誠也は引きこもって作品を見ながら父親の面影を探していたのです。

 

そんな誠也を心配して、涼太は『キレンジャーのカレー』を作ります。

もちろん作っていたのは普通のなんの変哲もないカレーなんですけど、兄は弟のために声を上げます。

 

「ヒーローは食べるんだ
 元気がないとヒーローでいられないだろ」

 

それから二人は、父親の仕事を見ながら数多のヒーローが食べてきた食べ物を作り、二人で父親の仕事の偉大さを辿っていきます。

 

『カリオストロのミートボールスパゲティ』

『キテレツのコロッケ』

『ドラえもんのドラ焼き』

 

アニメやマンガに出てきた物とはちょっと違っていても、失敗して少し美味しくなくっても、作品を思い出しながら二人で食べればそんな些細な違いはどこかへ消えてしまう。

 

大切なのは誰と何を食べるか、正解はどうやらそういうことらしい。

 

父親の仕事を追いかけて追いかけて想いを馳せていたら、大切なことがたくさん見えてきたし出会いも増えた。

分からなかった事が分かれば、少しだけ大人になったような気もしてきた。

 

 

本作品は先日発売された2巻で完結しました。

最後の方は少しだけ駆け足だったけど、僕達ヒーローが好きな人達にとって、「ヒーローめし」はいつかチャレンジしてみたい憧れなので、本作は憧れを実現するためのレシピブックにもなりそうです。

 

ヒーローが食べたご飯も普段食べてるご飯も、いつか大切な思い出になります。特別な物ではなくて自分たちでも作れるような物だからこそ、ヒーローが身近に感じられます。

ほら、ヒーローたちもきっと今もどこかでご飯を食べてます。

 

いつかあなたの食べてるものが『ヒーローめし』になるかもですね!

 

 

ヒーローめし 2 (ヤングジャンプコミックス)
無料試し読み
著者:石田 敦子
出版社:集英社
販売日:2019-02-19

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