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死線をくぐる内に育まれたのは恋愛感情だった!『異世界ダンジョンの恋愛事情』
レビュー執筆者:たまごまご

 

純情恋愛オムニバス漫画『異世界ダンジョンの恋愛事情』

 

死線をくぐり抜ける中でも、恋は生まれちゃうから困る

 

ダンジョンでは恋愛している者から死んでいくらしい。
確かに恋愛に気を取られすぎていたら、死と隣合わせの危険な場所で精神をとがらせることができなくなるのはわかる。でも狭いところに一緒にいたら、むしろ自然と惹かれ合う確率高くなるようにも思える。

 

ある4人組のパーティでは、男戦士と女精霊使いが、バカップルだった。
故に二人の戦闘のシンクロ度は高く、チームの支えにはなっているが、終始イチャイチャしているのはどうしても目につく。

 

僧侶の少女は、男戦士の首もとに蜘蛛の噛み跡を見つけ、すぐに解毒と小回復の魔法をかけた。
実はこれ、キスマーク。僧侶の行動に2人は大慌て。
本当は僧侶も、男戦士のことが好きだった。彼女は2人を見て、嫉妬で邪魔しそうな気持ちを抑えていた。
これだけだとダンジョン探索の妨げになってしまうだろう。ここでもう一人、恋愛慣れした既婚者の女戦士が空気を読んで立ち回り、苦しむ僧侶の心を支えている。
こうすることで、それぞれにより強い信頼関係がうまれ、いい具合に連携の取れたパーティーに成長する。
恋とハサミは使いようなのだ。必ずしもマイナスになるとは限らない。

 

犬猿の仲だったリザードマンとエルフは、いやいや二人で組んでダンジョンに潜入。ところが一緒に死線をくぐり抜けるうちに、双方好意がわいてきてしまう。
2人はそれを「吊り橋効果」だと考えて飲み込んだ。本当にそうかな?
少なくとも最高の相棒をお互いが手に入れたのは間違いない。

 

恋愛は人の絆を強くし、お互いを守る信頼感へと変わっていくものだ。
もっとも深まり過ぎたら、家庭を作るために穴を抜けて、地上で静かに過ごすようになるだろう。
ある意味それは探索者としては「死」かもしれない。幸せな「死」だ。

 

好きな相手がローブを変えたのに気づいてくれて、嬉しそうに赤面する女魔術師。
助けてもらった戦士と結婚するために、無我夢中で修行に打ち込む村人の少女。

 

やっぱり恋は「する」ものじゃなくて「しちゃう」もの。恋愛は攻略難易度激高のダンジョンだ。

 

 

異世界ダンジョンの恋愛事情1 (電撃コミックスNEXT)
著者:せいほうけい
出版社:KADOKAWA
販売日:2018-02-26

 

 

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