TOP > マンガ新聞レビュー部 > 答えは全てここ(マンガの中)にある!高橋和希最新『...

皆さんは間違い探しってお好きですか?

 

広告やポスター、テレビのクイズ番組なんかでよく見るアレです。

ほんのちょっとした暇つぶしと頭の体操なんかにいいですよね。

 

最後の一つが見つからずにモヤモヤしながら答え合わせをしたときに

「あっなんだーーーこんなのわかるわけないよー」

ってなった経験は皆さん一度や二度ではないでしょう。

 

今回はそんなもやっとした気分を、答え合わせですっきりさせてくれる漫画『THE COMIQ』をご紹介します!

 

 

THE COMIQ (ジャンプコミックスDIGITAL)
著者:高橋和希
出版社:集英社
販売日:2019-01-04

 

 

作者はあの名作『遊☆戯☆王』 の高橋和希センセイ。

今作は「週刊少年ジャンプ」50周年企画として、短期集中連載されたものを単行本した作品です。

 

3年前のハロウィンに起きたある殺人事件。
犯人は捕まり終わったはずの事件ーーーのはずだった!

“真犯人”は別に居る!

新人マンガ家に届いた獄中アシスタントからのメッセージ。真犯人は誰か?
そして3年前の事件に隠されていた“真実”とは?

 

主人公は売れない駆け出し漫画家。

無実の罪を被った獄中アシスタントが、誰も気づかないかもしれない”漫画の背景”に隠したメッセージに主人公が気がついたとき、物語は動き出す。

 

読み進めていくうちに絡まった糸がほどけていき、徐々に明らかになる真実。

物語は二転三転し、真犯人を探り考えていく本格的ミステリーに、ジャンプ読者はワクワクしました。

 

初見は謎を解いていきながら真犯人に迫っていく高揚感、謎が解けたときの爽快感があり、

二回目は作中に散りばめられた様々な仕掛けを見つけ、先の展開へとピースを埋めていくような楽しさがあり、

何度も何度も僕たちを楽しませてくれます。

 

こういう言い方が正解かどうかは分かりませんし、若干の語弊はあるかも知れませんが、まさにこの作品は

 

少年漫画向けミステリー作品のど真ん中

 

の作品ではないでしょうか?

 

 

ミステリー作品って推理力とか、あまり役には立たないかもしれないけれど何かの時に役に立つかもしれないような雑学などの情報が含まれているので大好きです。

 

正直あまりミステリー的な要素は期待していなかったんですけど、読んでみるとこれが最高にしっかりとした出来になっていたので引き込まれてしまって、あっという間に読み切ってしまいました。

 

高橋センセイのあとがきによると、この作品に限らずセンセイの作品にある共通のテーマは「解放」の物語だそうです。

この辺りもセンセイご自身が解説されていますので、ぜひ読んでもらいたいです。

 

僕らも色んなしがらみに囚われていますが、もっともっと自由で有るべきかもしれません。

そんな時にいつも漫画が傍らにあって、この作品の最後に使われている言葉が指す世界に救われています。

 

今回はその言葉で締めくくりましょう。

 

『ようこそ。自由へ!』

▼全1巻の読み切り作品です▼

 

THE COMIQ (ジャンプコミックスDIGITAL)
著者:高橋和希
出版社:集英社
販売日:2019-01-04

この記事に類似する記事

▶マンガがお得に買えちゃう情報満載!

人気のコメント

新着コメント

ログインして
すべての人気のコメントを見る

ご自身のTwitter、Facebookにも同時に投稿できます。

《マンガ新聞》公式レビュアーの方はログイン
 ※新規ゲストのログイン機能は準備中となります

利用開始をもって
《利用規約》《個人情報の取扱について》
同意したものとみなします。
ログインメニューに戻る
ログインメニューに戻る
パスワードを忘れた方は
《パスワード再設定》を行って下さい。
ログインメニューに戻る