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米国発のBlack Friday 、バーゲン商戦、スマートフォンゲームの期間限定イベント、コミックマーケットをはじめとする各種リアルイベントーー年末年始はあらゆる人にとって消費を喚起されるタイミング。

 

しかもインターネット上の広告によって、その誘因力はさらに強まっています。ついつい使いすぎて罪悪感に襲われるかもしれません。

そんなときは『まんが浪費図鑑』が力になります。

消費は愛情表現であり、あなたの消費が誰かの力になっていることがわかります。

 

 

 

『まんが浪費図鑑』は、劇団雌猫さんのエッセイ集『浪費図鑑』のエピソードを、漫画家の朝陽昇さんがコミカライズしたもの

 

エッセイ集『浪費図鑑』は オタク女性が何にどのようにお金を使っているかを描きながら「”浪費”=愛」と訴えました。

アイドル、舞台俳優、同人誌、スマートフォンゲームとその対象は様々ながら、愛情表現のためにしっかりお金を稼ぎ、そして使う姿が綴られています。

 

今回のコミックでは、エッセイ集から珠玉のエピソードが選び抜かれています。

活字のエッセイがコミックになったことで、キャラクターらが生き生きと動き、その表情からは、本当に幸せそうに納得してお金を使っていることが伝わってきます。

 

ここにあるのは、オタク女性の浪費・消費の真髄。

エッセイ集とあわせ、浪費や消費に対する罪悪感を取り払ってくれます。

 

浪費が稼ぎを後押しする

 

将来への漠然とした不安、周りからのお小言で、なぜか私たちは浪費や極端な消費に罪悪感を感じてしまいます。

確かに私も無駄遣いをすると、1週間ぐらいぐちぐち考え続けます。

 

でも、はまっている沼への消費は無駄ではありません。

自分の自由になるお金を、自分が納得できるように使うなら、そのときその使い方は浪費ではないのです。

 

それは『まんが浪費図鑑』にも描かれているように、私たちを幸せにしてくれる味方。

私たちオタクが日々を乗り切り、また明日も働きにいこうという活力になるのです。

 

コミックスのエピソードには、マッサージ店に通うお金を稼ぐため、多くの仕事を引き受ける女性が登場。

推しの出るフィギュアスケートの試合を見にスペインに行った女性は、帰国後次回のために働いて稼ぐことを誓います。

 

もちろん、自分の稼ぐ力以上の消費をしたり、自分が後悔するようなお金の使い方はもったいない。ぐちぐち後悔のきっかけになるだけ。そこだけ注意をして、浪費生活を楽しみましょう。

 

 

※もちろん、子供だったり収入が低かったり、愛情表現に十分なお金を使えないこともあるでしょう。私自身も収入が少ないころは、大好きなマンガや本、舞台も、図書館などにお世話になりました。

上記のような浪費は、あくまで生活を壊さない範囲でやるもの。浪費の過多は愛情の思いの量と比例するわけではありません。

 

お金がないころは無理をせず「余裕ができたら貢ぎたい」でいいと思います。

私も臆せず消費ができるようになったのは、老後の資金がある程度のめどがついてからでした。昔安く楽しませてもらい、それらが自分の活力になっていると思うからこそ、いま全力でつぎ込めるのだと思います。

 

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